４月15日（水）　『日本労働年鑑』の入稿作業に何とか目途がついた：五十嵐仁の転成仁語：SSブログ

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４月15日（水）　『日本労働年鑑』の入稿作業に何とか目途がついた　[日常] [編集]

　ようやく、山を越えたようです。「ようです」というのは、まだ、沢山の仕事が残っているからです。

　しかし、このところ忙殺されてきた『日本労働年鑑』の入稿作業については、何とか、目途がつきました。まだ、一部の原稿が残っていますが、基本的に終了です。
　これからも、初校、再校という作業が続きますが、これまでとは質的に異なります。原稿が入っていないということは、本が出ない危険性もあるからです。
　しかし、校正が不十分で間違いが残っても、本が出なくなるということはありません。毎年定期的に刊行されている『年鑑』に最も重要なことは、その翌年も確実に出すという点にあります。

　「出て当たり前」という定期刊行物を、確実に出すことがいかに大変な作業であるか。往々にして忘れられてしまいます。
　定期刊行物ですから、「定期」に出さなければなりません。もちろん、質を低下させないということも重要です。
　一定の水準以上の刊行物を一定の期間に出し続けることが、いかに大変であるか、ご理解いただければ嬉しいのですが……。苦労の多い仕事であっても、その苦労がなかなか理解されないところに、本当の苦労があるのかもしれません。

　なお、今週の土曜日（４月18日）に、法政大学市ヶ谷キャンパスにあるボアソナード・タワーのスカイホールで、日本フェミニスト経済学会の2009年度大会http://devgen.igs.ocha.ac.jp/jaffe/program/index.htmlが開かれます。大原社会問題研究所も共催団体として名前を出している関係上、総会の前に挨拶させていただくことになりました。
　共通論題のテーマは「金融グローバリズムと貧困の女性化の現段階」というものです。関係者の皆さん、当日、会場でお会いしましょう。

　また、来週の月曜日（４月20日）の夜、レイバーネット４月例会で話をすることになっています。テーマは、「労働組合に何ができるか？―恐慌下、大量解雇と貧困のなかで」というものです。
　関心のある方に、ご参加いただければ幸いです。こちらの会場は、東京しごとセンターです。

2009-04-15 21:48 nice!(0) コメント(1) トラックバック(0)