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1月1日(金) 新しい年の始まりに [日常]

 喪中のため、「おめでとう」とは言えませんが、新年のご挨拶を申し上げます。2010年が、貧困と衰退への道からの本格的な反転の年となり、皆様にとっても素晴らしい年となることを願っています。

 しかし、厚生労働省がまとめた2009年の人口動態統計年間推計によれば、日本人の死亡数は出生数を7万5000人上回り、3年連続の自然減となりました。減少幅は戦後最大で、人口減少のペースは加速しているようです。
 日本の人口は2005年に戦後初めて自然減となり、06年は第2次ベビーブーム世代の出産増などで増加に転じました。しかし、07年から再び減少に転じ、昨年で3年連続の減少となっています。
 警察庁は09年12月25日、1~11月の自殺者が計3万181人に達したと発表しました。08年の同期より445人多く、年間の自殺者が3万人を超えるのは12年連続となっています。

 年の初めから暗い話で恐縮ですが、これが今日の日本の実像なのです。この現実から出発しなければなりません。
 子どもを産み育てることが得になり、人生をはかなんで死を選ぶ人が減るような方向に転換できるかどうかが問われています。希望がもてるような一年になって欲しいと願っています。
 そのために、何ができるでしょうか。どうしたらよいのでしょうか。

 日本社会の持続可能性を回復するためにどうするべきなのか。少しでも明るい光が見えるようにするために、何ができるのか。
 新しい年の始まりに当たって、じっくりと考えてみたいものです。自公政権の崩壊によって、せっかく政治が変わり始めたのですから……。

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大和

今年も、子供は見捨てられますか!
 不登校、退学者20万人、精神疾患休職教員5400人。こんな学校に通えば、ひきこもり、ニート、失業者となり、四万人の自殺者が出るのは当然です。
日本国民は、なぜこんなデタラメ教育を許しておくのでしょうか。子供の不幸を見て見ぬふりする堕落した日本人こそ、自民党・官僚政治の愚民化政策が作り出した愚民です。
教育現場から愚民化教育のおぞましい実態を詳細に暴露したのが「『おバカ教育』の構造」(阿吽正望 日新報道)です。時代錯誤の文科省官僚は、この知識時代に愚民化教育を行い、若者を貧窮させ、犯罪に走らせ、国家衰退を作り続けています。
これは、薬害エイズや薬害肝炎を起こした厚労省官僚を越える大罪です。悪徳官僚への恨みと呪いの声が、親や教師から聞こえてきます。うらめしや、うらめしやと。
今年こそ親たちは目を覚まし、子供を救うために立ち上がるのでしょうか。それとも、薬害肝炎やエイズ、原爆症患者と同じに、日本人は子供を見捨てるのでしょうか。

by 大和 (2010-01-02 17:02) 

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