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3月4日(月) 400人以上も集まり大盛況だった「9条の会」の学習会 [日常]

 こんなに沢山の人が集まった講演会は、私にとってもほとんど初めてだと言って良いでしょう。昨日の「9条の会」の学習会です。

 私が会場である明治大学リバティタワー1階の1012教室に到着したのは開会30分前でしたが、その頃にはすでに続々と人が集まり始めていました。催しが始まったときには、すでに会場は満員の状態です。
 それでもまだ人が詰めかけ、立ち見の人や通路に座り込んでいる人も沢山いました。会場の定員は260人で、用意した資料はそれより100部も多かったそうです。
 それでも足りなくなり、急遽、資料を増やしたといいます。会場に入れず帰って方もおられたそうで、実際の参加者は450人以上になったのではないかと、主催者の方が仰っていました。

 誠に、有り難いかぎりです。多くの方に足を運んでいただいたことにお礼申し上げますとともに、会場に入れなかった方、ずっと立っていなければならなかった方、通路に座り込まざるをえなかった方など、ご迷惑やご不便をおかけしたことを、主催者に代わってお詫び申し上げます。
 私の話を聞きたいということでこれだけの方が来られたというのは、思い上がりに過ぎるでしょう。それだけ、「日本政治の右傾化と憲法の危機」に対する危機感が高まっているということだろうと思います。
 この状況を打開し、危機を乗り越えたいという熱い思いに突き動かされて、昨日の学習会に多くの方が見えたのでしょう。ある意味では、改憲の危機を高めた「安倍首相のお陰」だと言えるかもしれません。

 私は、講演の最後で、「政治信条や政治的立場を越え、改憲阻止の一点での共同・大同団結」を呼びかけました。都立大学の学生だったとき、全共闘を名乗る暴力学生に右目を突かれて失明したが、かつて全共闘運動に参加した人とも「改憲阻止」で一致するのであれば、過去はともかく未来のために、恩讐を越えて手を握ろうではないかと……。
 「改憲を提起できないような世論と力関係を生み出す」ことが必要です。そのために、「9条護憲の大運動を起こそう」とも……。
 そして、それには「知り、学び、伝えること」が重要です。今回の学習会での私の講演が、このような大運動の出発点になることを強く願っています。

 なお、この講演の内容は、いすれブックレットとして出版されるそうです。そうなれば、皆さんにも手にとって読んでいただくことができるようになるでしょう。
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