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3月16日(土) 春は来たけれど「繁忙期」という冬は続く [日常]

「ギャーッ」と、隣を歩いていたK君が大きな叫び声を上げました。昨日の昼休み、大学の裏山での散歩の途中のことです。

 視線の先を辿っていったら、一匹の蛇が長々と横たわっていました。近寄っても、ぴくりとも動きません。
 多分、数日前の暖かな日和に誘われてはい出してきたけれど、一昨日からの急な冷え込みに襲われて体が動かなくなってしまったのでしょう。気の毒に。
 近くには、うす紫色のスミレが咲き出していました。途中で、ウグイスの鳴き声も聞こえます。今年初めて聞いた鳴き声です。

 今日、東京の桜が開花したと、ニュースが伝えていました。日差しも暖かく、いよいよ春本番というところでしょうか。
 我が家の近くには気の早い桜が一本だけあって、例年、早く咲き出します。数日前から、その桜の花がチラホラ開き始めていました。
 傍らにはレンギョウの黄色の花も咲き出しています。公園のコブシの花も一斉に開き、青い空に白く輝いて見えました。
 ピンクと白、薄いピンクと赤の源平咲きになっている梅の花もあります。歩いていくと、紫色の芝桜、花ニラの白い花が咲き出していました。何と、チューリップの花まで開き初めているではありませんか。

 昨日は、ヘルシンキにいる上の娘の誕生日でした。電話で話したら、イギリスに引っ越すことになったと言います。
 「エッ」と、驚いて良く聞いたら、ダンナが3年任期でオクスフォード大学の研究員になったからだそうです。目出度いことです。
 目出度いと言えば、拙著『18歳から考える日本の政治』の4刷りが決まったという連絡が、法律文化社から入りました。また政権が変わってしまいましたから、すぐに手を入れる準備をしなければなりません。

 色々な意味で、春が来たというところでしょうか。でも、相変わらず『日本労働年鑑』の執筆・編集作業は続き、業務以外の仕事も次々と舞い込んできています。
 世の中は春になっても、私にとって「繁忙期」という冬は、まだしばらく続くことになりそうです。というようなことも、書いている時間はないはずなんですけれど……。

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