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8月6日(火) オスプレイ配備・訓練の危険性を実証した米軍ヘリコプターの墜落事故 [在日米軍]

 今日8月6日は米国による原爆投下から68回目の「広島原爆の日」です。その前日、沖縄の米軍基地キャンプ・ハンセン敷地内で、訓練中の米軍ヘリコプターが墜落して炎上するという事故が発生しました。

 墜落した場所が住宅地ではなく、住民の犠牲者がでなかったのは幸いでした。しかし、近隣の住宅からは約2キロしか離れていませんでした。
 軍用ヘリコプターの墜落事故も、これまで何度も起きています。また起きるのではないかとの不安がありましたが、それが現実になってしまったということです。
 沖縄の人々は、このような不安を甘んじて受けなければならないのでしょうか。いつ、空からヘリコプターなどが落ちてくる分からない危険な状況は、「抑止力」を維持するために我慢しなければならないことなのでしょうか。

 このヘリコプター以上に危険だとされているオスプレイが、今も沖縄の普天間飛行場に追加配備されています。沖縄の人々が、これに対して大きな不安を覚えるのは当然でしょう。
 いつ、落ちてくるのか分からないのですから。それが住宅地を避けて無人の森に落ちるとは限らないのですから。
 そのような危険なものの飛行を拒むのは当然でしょう。米軍は、当面、オスプレイの岩国基地からの移動を一時見合わせると発表しましたが、配備を中止して、撤去するべきです。

 小野寺防衛相は米側に原因究明の徹底と再発防止策が講じられるまで、同型機の飛行を停止するよう要請しました。それだけでなく、日本政府はオスプレイの配備中止と撤去も米軍に要求するべきでしょう。
 事故の危険性をなくすためには、その元になるものを除去するのが最善の道なのですから。

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