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9月21日(土) 都立大学時代の「戦友」たちとの飲み会に出てきた [日常]

 都立大学時代の「戦友」たちとの飲み会に出てきました。暴力学生の恫喝に屈せず、学園の自由と民主化のために戦った仲間たちです。

 そのうちの一人に、岩波書店の前社長だった山口昭男君がいます。この日の飲み会は10年間に渡って社長を務めてきた山口君の慰労会で、9人の仲間が出席しました。
 当時の都立大学では法学部と経済学部の語学のクラスが連続しており、両学部の関係は他学部より親密でした。この日集まったのも、主として法学部と経済学部の同級生です。
 経済学部の山口君が法学部の奥さんと出会って結婚されたのも、このようなクラス編成が関係していたのかもしれません。ということで、奥さんも学生時代からの友人の一人です。

 この日の会には、茨城大学の有泉哲教授や元日経新聞編集委員だった須貝道雄君も顔を出しました。有泉君とは新入生歓迎オリエンテーションで偶然に隣りに座り、その時の自己紹介で誕生年と月だけでなく、誕生日まで同じだと知って驚いたものです。
 その頃は童顔で、「ジャリイズミ」などと呼ばれていました。しかし、大病を患うなどの苦労もあり、40年以上もの年月を経た今では年相応の大人の顔になっています。
 須貝君は日経新聞を退職し、日本ジャーナリスト会議(JCJ)の「ジャーナリスト講座」などに取り組んでいるそうです。この文章の最後に、秋のラインナップの詳細を掲げておきましょう。

 若いときの友人は、私にとっては得がたい財産です。それは、人生を遡って手に入れることのできないものだからです。
 青春の一時期に出会った偶然が、年を経るごとに輝きを増してくるような気がします。都立大学で過ごした日々は大変苛酷な時間でしたが、このような仲間たちに出会えた幸運を思わずにはいられません。
 私にとって、それは厳しくも忘れられない日々であり、今となっては懐かしく貴重な青春時代でした。たとえ、右目を失うという大きな損失を強いられた時代であったとしても……。

 最後に、須貝君に頼まれましたので、秋のJCJジャーナリスト講座について告知しておきましょう。10月5日からスタートして11月29日まで、合計7回の講座を開くそうです。

▼10月5日(土)13時半から17時。東京・神保町の岩波セミナールーム。
「体験的・新聞記者論」朝日新聞編集委員・上丸洋一さん。
「テレビの仕事を考える」NHK放送文化研究所主任研究委員・七澤潔さん。
定員40人。参加費1000円。

▼10月19日(土)13時半から17時。岩波セミナールーム。
「ブラック企業と雇用問題を取材する」毎日新聞記者・東海林智さんほか。
定員40人。参加費1000円。

▼11月7日(木)18時半から21時。東京・日比谷公園内の日比谷図書文化館セミナールーム。
「報道写真の撮り方講座」。フォトジャーナリスト・酒井憲太郎さん(元朝日新聞写真記者)。 定員20人。参加費1000円。
 写真と説明文(200字程度)、撮影意図の文(200字程度)を10月31日までに送る。酒井さんのメルアドは受講希望者に連絡します。
写真は一枚でも、複数の組み写真でも可。

▼11月9日(土)13時半から、10日(日)同。東京・水道橋の在日本韓国YMCAアジア青少年センター。27日は会場未定。
「報道文章ゼミ」高知新聞記者・高田昌幸さん。
10月7日締め切りで、事前に1000字・自由課題の作文を出していただき、10人ほどに絞ってゼミを開催。参加費2日間で5000円。

▼11月17日(日)13時半から17時。日比谷図書文化館小ホール。
「ネット選挙と報道」講師に高橋茂さん。近著に「マスコミが伝えないネット選挙の真相」。

▼11月29日(金)18時半から21時。日比谷図書文化館小ホール。
「日刊ゲンダイ編集方針・取材は大手新聞とここが違う」元日刊ゲンダイ記者・橋詰雅博さん。定員40人。参加費1000円。

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