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7月28日(月) 安芸、宮島、広島、有馬温泉をめぐる旅 [旅]

 しばらく旅に出ていて、一昨日まで東京を留守にしていました。今回は、安芸、宮島、広島、有馬温泉をめぐる4日間の旅でした。

 旅に出たのは、安芸グランドホテルでの講演を頼まれたからです。全商連(民商)の全国事務局員交流会・西日本会場ということで、西日本の各地から400人ほどの事務局員が集まりました。
 午前中の講演でしたので、私は前日からホテルに泊まりました。せっかくの温泉ですから、さっそく一汗流したら、電話がかかってきました。
 『しんぶん赤旗』の記者からの取材で、7月22日付けの前回のブログ「安倍内閣に対する『民意の反乱』が始まっている」に関連するコメントが欲しいと仰います。この時の発言は、翌日(24日)1面の記事に引用されています。

 「400人も集まるなんてすごいですね」と言いましたら、「以前はもっと多かった」という答え。でも、ずらっと並ぶと壮観です。
 聴衆が多いとやる気がわく性格ですから、楽しく話をさせていただきました。この講演で私の仕事は終わりです。
 ということで、お役御免となった私はすぐ近くの宮島に船でわたりました。今回が初めての訪問です。

 船から降りると、さっそく鹿の出迎えを受けました。船上から見えていた赤い鳥居に向かいましたが、干潮だったので下まで歩いて行けます。
 本来は海の中ですから、太陽の光を遮るものは何もありません。あまりの暑さにたまらず、持っていた折り畳みの雨傘をさしました。
 厳島神社の本殿では結婚式の最中で、列席していた子供が暑さにあえいでいました。白い婚礼衣装を身にまとったご両人、ご苦労様です。

 山の上なら涼しかろうと、ロープウウェーに乗って山上に向かいました。上からの展望は抜群で、瀬戸内海が一望できます。
 涼しい風も吹いてきて、生き返ったような心地がしたものです。しかし、乗り場に行き着くまで坂道を上ったため、汗だくになってしまいました。
 平日ですが、さすがに夏休みです。観光客も多く、ロープウェーの臨時便が出ていました。

 この日は広島に泊まり、翌朝は原爆ドーム、平和記念公園、原爆の子の像、原爆供養塔、原爆死没者慰霊碑、平和記念資料館、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館などをめぐりました。ここに来るのは2回目です。
 原爆の子の像の前では、各地の小学生がたくさん集まって碑前祭を行っていました。8月に向けてこのような慰霊の行事が繰り返されていくのでしょう。
 広島平和記念資料館は今後リニューアルされるということで、展示内容も変わるようです。しかし、原爆のむごさや被害の悲惨さを弱めるような展示には変えてほしくありません。

 この後、広島城に向かいました。ここは前回の広島訪問では訪れていず、今回が初めてです。
 途中、城址公園の中で掃除をしているお年寄りがいましたので、「ご苦労様です」と声をかけました。シルバー人材センターの仕事で週2回作業をしているのだそうです。
 広島城は1589年に毛利輝元によって築城され、5層の天守閣が復元されています。中は歴史博物館となっていて、天守からの眺めも抜群でした。

 ということで、その後は山陽新幹線を途中下車して有馬温泉に一泊し、六甲山の山上を横断して帰路につきました。平日に旅をして週末に帰ってきたというわけで、このようなぜいたくな旅ができるのもリタイアして現役ではなくなったからだということを実感した次第です。

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