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10月3日(月) 新潟県知事選で民進党議員は「自主応援」に駆けつけ民進党支持者は米山候補に「自主投票」して欲しい [選挙]

 新潟県知事選が告示されました。結局、民進党は米山隆一候補を支援せず、「自主投票」のままとなっています。
 期待を担って出発した蓮舫執行部ですが、幹事長に野田元首相が就任して、ビックリした人、ガッカリした人、両方合わさってガックリした人もおられたと思います。この新潟県知事選への対応にしても、同じように感じた方は多かったにちがいありません。

 とはいえ、蓮舫新執行部はこれまでの野党共闘路線を維持するとの方針を確認しました。野田幹事長も与党への対決姿勢を示すなど、今のところすり寄るそぶりを示していません。
 これは結構なことだと思います。ぜひ、このままの姿勢を貫いて、「また、裏切るのではないか」との見方を裏切っていただきたいものです。
 蓮舫代表は盛んに「提案型」の党運営を強調していますが、そのことによって安倍首相の術中にはまらないように気を付けていただきたいと思います。なんと言っても、アベ暴走政治にストップをかけるというのが、野党第一党が担うべき最低限の役割なのですから。

 その意味からいっても、新潟県知事選で「自主投票」となったのは残念で仕方がありません。先の参院選では野党共闘の力を発揮して森裕子候補の当選を勝ち取ることができたのですから。
 今回の県知事選でも市民と野党が力を合わせれば、米山さんの当選を勝ち取ることは十分に可能です。それだけに、連合新潟に足を引っ張られて民進党が共闘の枠から脱落してしまったのは返す返すも残念です。
 とはいえ、「自主投票」ですから、「自主」的に応援したり投票したりすることが禁止されているわけではありません。現に、阿部知子民進党衆院議員が米山候補の応援に入って、「民進党は自主投票。でも自主なんです。一致点があれば、他の議員もこれから応援に入ります。私も何度でも来ます」と訴えています。

 このような形で、他の民進党議員もこぞって応援に入ってもらいたいと思います。その数が多ければ多いほど、民進党という政党に対する信頼感も増すことでしょう。
 民進党を支持している皆さんも、米山さんに「自主投票」していただきたいと思います。この新潟県知事選の投票日の1週間後には東京10区と福岡6区での衆院補欠選挙の投票もあり、その結果は補選にも大きく影響するにちがいありません。
 その衆院補選での共産党との候補者調整について、蓮舫代表は「補選は全国で二カ所しかない。野党対与党のシンプルな構図が望ましいと思うが、どういう形が良いか、なお検討している」と語っています。いつまでもこんなことを言っていないで、さっさと結論を出して共闘体制を組んだらよいではありませんか。

 補選での候補者調整について、共産党は民進党に「下ろせ」と言っているのではありません。「下ろしても良い」と言っているのです。
 「どういう形」などというほどの選択肢はありません。参院選での1人区と同じように、一致できる政策を確認して協定を結び、民進党候補を野党の統一候補とするだけの話でしょう。
 そうすれば、「与党対野党のシンプルな構図」ができます。「なお検討」しなければならない問題が、一体どこにあるというのでしょうか。

 野党共闘に向けて指導性を発揮できるかどうか。この点で蓮舫執行部は試されているのだということをしっかりと自覚しなければなりません。
 最初の試験であった新潟県知事選では合格点を取れませんでした。続く衆院補選でこの失点を挽回できなければ、出発したばかりの蓮舫執行部は緒戦でつまずいてしまうことになるでしょう。

 なお、10月の講演の予定は以下のようになっています。関係者の方やお近くの方に足を運んでいただければ幸いです。

10月15日(土)午後2時 青梅霞台9条の会:青梅市民センター
10月16日(日)午後1時半 茨城9条の会:茨城県立青少年会館
10月22日(土)午後1時半 埼玉革新懇:ほまれ会館
10月29日(土)午後2時 見附市9条の会:見附市中央公民館
10月30日(日)午後1時半 寺泊・良寛の里9条の会


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