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5月21日(月) 森友・加計学園疑惑幕引きのシナリオについての『日刊ゲンダイ』へのコメント [スキャンダル]

 〔以下の私のコメントは、森友・加計学園疑惑幕引きの動きについて19日発行の『日刊ゲンダイ』5月21日付に掲載されたものです。参考のために、アップさせていただきます。〕

 「森友事件はかれこれ1年以上、騒がれた疑惑です。隠蔽していた事実や文書が発覚し、ようやく真相が見え始めた。2時間ドラマで言えば、犯人が崖の上に追いつめられ、これから謎解きが始まる場面です。ところが、検察が不起訴としたことで、プツッと番組が終わろうとしている。日本人は決着がついたら『ああ、そうか』と受け入れてしまいやすい。国会が閉会し、メデイアも取り上げなくなったら、森友事件は幕引きとなってしまう恐れがあります」

 「森友事件も、加計事件も構図は全く同じです。安倍夫妻と親しい人物だけが、国家から特別扱いされて恩恵を受け、そのカラクリが国民にばれると、高級官僚が体を張って安倍首相を守るという構図です。『資料は破棄した』『記憶の限りお会いしていない』と嘘をつき、公文書改ざんという犯罪にまで手を染めている。改ざんを強要されたノンキャリアは自殺に追い込まれ、亡くなった後も、財務大臣から『改ざんは個人の資質』と責任を負わされています。その一方、安倍首相は『膿を出し切る』と、官僚に責任を押し付けている。これって、どう考えてもおかしいでしょう。公文書の改ざんまで行われたのに、すべて不問とされ、幕引きとなったら、日本は不正がまかり通る国になってしまいます」

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