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12月22日(土) 沖縄・辺野古新基地建設阻止に向けて新たなうねりが始まっている

 12月14日に沖縄の辺野古での土砂投入が始まりました。新しい米軍基地の建設のためです。
 沖縄の真っ青な「美ら海」に投じられた茶色い土砂の輪が広がっていく映像がテレビに映し出されました。ただ見ているだけの我が身が情けなく、何かできないかと悶々としていたものです。

 そのような時に、私などにも反対の意思表示ができる絶好の手段が提供されました。新基地建設の是非を問う来年2月24日の県民投票の投票日まで、工事を停止するようトランプ米大統領に求める電子署名が呼びかけられたからです。
 今月20日に開始されてから続々と集まり、18日には10万筆を突破し今では14万筆になっているそうです。1月7日までに請願が10万筆集まると、ホワイトハウスは60日以内に何らかの対応や回答を検討しなければなりません。
 次のような手順で簡単にできますので、多くの方に協力していただきたいと思います。もちろん、私も署名しました。

 署名の仕方は、①下記アドレスにFirstName(名)、LastName(姓)、メールアドレスを入力して「SignNow」ボタンをクリックします。
 https://petitions.whitehouse.gov/petition/stop-landfill-henoko-oura-bay-until-referendum-can-be-held-okinawa

 ただし、これだけで終わりではありませんのでご注意ください。②メールアドレスに届いた確認メールのリンク(Confirm your signature by clicking here)をクリックしなければなりません。
これで署名は完了です。

 この署名については、タレントのローラさんも「美しい沖縄の埋め立てをみんなの声が集まれば止めることができるかもしれないの。ホワイトハウスにこの声を届けよう」と呼びかけて話題になりました。漫才のウーマンラッシュアワーの村本大輔さんや東ちづるさん、作家の平野啓一郎さんなども声を上げています。
 署名だけではありません。首都ワシントンをはじめとした全米の7都市で土砂投入に抗議する行動が一斉に取り組まれました。
 世界的な環境保全団体WWFジャパンや世界平和アピール七人委員会も安倍政権の対応を批判しています。このような動きに対して政府・与党側は危機感を募らせ、県民投票を実施しない市町村を増やすことで選挙を妨害しようとしています。

 すでに、宮古島の下地市長は県民投票実施のための予算を執行せず、県民投票を実施しない意向を明らかにしました。今後、安倍政権はこのような市町村を増やし、県民を分断し選挙を空洞化しようとするにちがいありません。
 投票の結果はもとより、その実施自体が大きな政治的争点になりそうですが、住民の投票する権利を奪うような暴挙が許されるはずがありません。誰が見ても民主的な投票制度の否定であり、住民の投票権のはく奪ではありませんか。
 県民の意志を踏みにじっての「美ら海」への土砂投入という暴挙に次ぐ、民主主義否定の新たな暴挙は断じて許されません。国内はもとより国際的な批判を招くことは火を見るよりも明らかです。

 こうして、新基地建設の賛否を問う県民投票の実施とその結果は、国際的にも注目される重要な政治的イベントになりつつあります。沖縄だけでなく日本の将来を左右し、夏の参院選にも大きく影響するにちがいありません。
 沖縄の米軍基地は殴り込み部隊としての海兵隊のもので、日本を防衛するために存在しているのではありません。それは朝鮮半島や中東などの紛争地域へ出撃するための海外拠点にすぎないのです。
 沖縄でなくても良い基地のために、沖縄の「美ら海」が犠牲にされようとしているのを見過ごすわけにはいきません。そのことを、県民投票ではっきりと示していただきたいものです。

 この県民投票を支援するために、私も沖縄に行くことになりました。全国革新懇代表世話人として県民投票の支援のために来年の2月13日から沖縄に行き、2月16日の「革新懇のつどい」に参加する予定です。
 沖縄県知事選で発揮した革新懇の力を再び沖縄に結集し、県民投票を成功させ勝利しましょう。全国から応援に駆けつけていただき、沖縄の地で共に闘うことを楽しみにしています。

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