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12月29日(日) 『日刊ゲンダイ』に掲載されたコメント [コメント]

〔以下のコメントは『日刊ゲンダイ』12月29日付に掲載されたものです。〕

*巻頭特集「政府の理屈は総崩れ 狂気の域に入ってきた辺野古埋め立て」

 さらに和泉氏は「米国政府は、日本政府は沖縄関連で何もしていないと見ている」「本件は、日本政府も汗を流している証拠として、20年間、放置されていた件を動かした」と説明。だが、「反対派の活動もかなりのもの」だとしてJパワーに協力を要請し、「反対は活動家だけ」と勝手に決めつけていた。

 米国を恐れ、おもねり、点数稼ぎのためなら、何でもアリの一方で、盾突く者は政権の敵と断定して切り捨てる。メモはそんな政権中枢の姿を、ハッキリと映し出す。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)はこう言った。

 「当事者の意見を聞かず、異論は権力で抑えつける。不都合な情報は隠し、嘘とゴマカシと強弁を重ね、ひたすら“敵”が疲弊するのを待つ。沖縄問題には安倍政権の体質が、にじみ出ています。もはや辺野古と切り離して普天間の早期返還を求めるべきですが、埋め立てが自己目的化した政権に自浄能力を求めるのは不可能。この問題に限らず、カジノや入試改革、桜を見る会も同様です。政策を変えるには、もう政権を代えるしかありません」

 来年こそ「アベよ、あばよ!」を実現しなくてはいけない。


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