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1月12日(日) 『日刊ゲンダイ』に掲載されたコメント [コメント]

〔以下のコメントは『日刊ゲンダイ』1月12日付に掲載されたものです。〕

*巻頭特集「赤っ恥検察 ゴーンを批判する暇あるなら総理の犯罪捜査を」

 13~17年度の5年分の招待者名簿については、内閣府の法を逸脱した管理の実態が浮き彫りになった。公文書管理法が義務づける行政文書の管理簿への記載を怠り、政府のガイドラインが定める廃棄簿への記載がないなどルール無用状態。5年にわたって単純ミスを繰り返すのは、あまりにも不自然だ。桜を見る会の名簿ということで、内閣府が組織ぐるみで隠蔽を図ったとしか思えない。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)がこう言う。

 「桜を見る会の問題は、まさに総理夫妻の犯罪であり、官僚機構を巻き込んだ一大疑獄の様相を呈しています。森法相は『身の潔白を主張するなら、堂々と日本の裁判で立証すべき』とゴーン被告に訴えましたが、同じことは安倍首相にも当てはまる。やましくなければ国会から逃げず、堂々と身の潔白を主張すればいい。ところが、ゴーン被告のように逃げ回り、行政府を挙げて首相の逃亡幇助と証拠隠滅の手助けをしている状態です。この疑獄はもはや見過ごせないレベルなのに、検察が動かないことを国民はよく見ていますよ」

 政治の信頼を取り戻し、司法のケジメをつけるためにも、特捜部は税金私物化の本格捜査に乗り出すべきだ。

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