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8月11日(水) 手術を終えて無事に退院することができた [日常]

 生還しました。と言っても、死にそうになっていたわけではありません。
 手術のために病院に入っていたのです。先ほど、退院してきました。

 前回、このブログを更新したのは7月24日のことです。その日の午後に、入院しました。
以後、今日まで病院に入っていました。この間、ブログの更新が途絶えたのはそのためです。
 読者の皆さんには、ご心配をおかけしたかもしれません。改めて、お詫び申し上げます。

 入院したのは、悪化すればガンになる可能性の高い腫瘍を切除するためでした。4月の精密検査で発見され、その後、何回か検査を繰り返した結果、早期に手術した方が良いだろうということになったからです。
 かなり大きな手術で7~8時間もかかると言われましたが、実際には5時間ほどで済んだようです。全身麻酔でしたので、詳しいことは分かりません。
 術後の経過も順調で、1ヵ月ほどの入院予定が早まり、3週間もかからずに退院できました。ヤレヤレ、です。

 私が手術した7月26日に、東京都は通常診療の制限を視野に入れるよう通達を出しました。予定していた手術も延期するようにというのです。
 後でこのことを知り、大きな怒りを覚えました。私の場合、「滑り込みセーフ」でしたが、診療してもらえなかったり手術を遅らせたりされた人がいたかもしれません。
 この通達によって、病気やケガを直すために必要な診療や手術ができなくなり、その結果、人命が危険にさらされるようなことがあっても良いのでしょうか。これこそ命の選別にほかなりません。

 新型コロナウイルスの感染拡大によって医療機関がひっ迫し、ベッドが足りなくなりそうだというのが、その理由です。だから、言ったじゃありませんか。
 オリンピックなんか止めて全力で感染阻止に取り組まなければ大変なことになると。結局、オリンピックの開催を強行し、日本選手のメダルラッシュに浮かれて「楽観バイアス」が広まり、感染爆発を引き起こしてしまいました。
 医療崩壊はこのような菅政権の無能と愚策の結果ではありませんか。そのツケを医療従事者や患者に回すことが許されるのでしょうか。

 このようななかでも、医療に携わる医師や看護師は大変な努力をしています。患者の一人としてその奮闘ぶりをつぶさに目撃した私としては、これらの人々の努力に報いるためにも、処遇の改善と支援体制の充実、まともな政治を実現しなければならないと決意を新たにした次第です。
 愚かな政府の愚かな対策に翻弄されている医療従事者の皆さんの献身には頭が下がります。入院中は私も筆舌に尽くしがたいほどのお世話になりました。
 改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

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