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8月26日(木) 共著『市民と野党の共闘で 政権交代を』が刊行された [日常]

 新しい本が出ました。そのものずばりの書名です。『市民と野党の共闘で 政権交代を』というのですから。
 企画を聞いたとき、総選挙に間に合うのかと思いましたが、どうやら間に合ったようです。病院に入院する前にインタビューを受け、原稿に手を入れて渡しました。
 初校ゲラが出てきたのは手術が終わった直後でしたから、間に合いませんでした。でも、大きな問題はなかったようです。

 本書を出版したのは「あけび書房」で、定価は税込み1100円です。詳しいことは、あけび書房のホームページ (akebishobo.com)をご覧ください。
 この本の「うたい文句」は、チラシによれば「来る総選挙とその後の新しい政権を 各分野の識者が展望・期待する」というものです。その一人として私も登場させていただいたわけです。 
 ということで、この本の目次と執筆者を、以下に紹介させていただきます。

第1部 市民と野党の共闘による政権構想
 第1章 市民と野党の共闘こそが勝利の方程式 法政大学名誉教授 五十嵐仁
 第2章 立憲主義を回復する政権交代を 慶応義塾大学名誉教授 小林節
 第3章 壊憲阻止し憲法を活かした政治を 戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会共同代表 高田健
第2部 各界からの提案
 第4章 「個人が食べられる」働き方の再検討を 和光大学名誉教授 竹信三恵子
 第5章 教育の未来を考える―学問の自由・憲法・権力 現代教育行政研究会代表 前川喜平
 第6章 戦後史の脈絡から日本外交の転換を展望する 評論家・元外務省国際情報局長 孫崎享
 第7章 「実感」から出発する政治 安保関連法に反対するママの会発起人 西郷南海子

 第1章の最後の部分で、私は「共闘の力によって政権交代を実現できるかもしれない時代が訪れてきたわけで、まことに感慨無量です」と書きました。実は、本書については、もう一つ「感慨無量」なことがあります。
 それは、本書の出版を手掛けていただいたあけび書房の社長さんのことです。彼は立命館大学の学生だった頃、何回か私を講演に招いてくれた「政治研究会」のメンバーの一人でした。
 その頃から面識があり、卒業後神戸で就職して意見交換のためのメーリングリスト「市民社会フォーラム」を主宰するなど、市民運動にも関わってきました。その彼が東京に出て来て出版社の社長となり今回のような大変有意義な本の出版を手掛け、私にも声をかけてくれたというわけです。

 学生時代から時折顔を合わせることもあり、陰ながら彼の成長を見守って来た私としては、このようなかかわりを持つことができて「まことに感慨無量」だと言いたい気持ちでいっぱいです。この先も政治や社会にとって価値ある本をどしどし出して、出版人として成功していただきたいものです。
 ということで、本書の購入と普及にご協力いただければ幸いです。おそらく、「賞味期限」は総選挙の投票日までとなるかも知れませんから、お早く「お召し上がり」ください。


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