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2月2日(水) 政治を変えよう!「市民と野党の共闘」で [挨拶]

〔以下の挨拶は、本来であれば本日の夕刻、中野ゼロホールで開催される予定だった「革新都政をつくる会呼びかけ人会議」の集会で行うはずだったものです。この集会では、小林節慶応義塾大学名誉教が講演され、野党共闘に加わる立憲民主党や共産党、社民党など各党代表が出席する予定で、私は呼びかけ人を代表して開会の挨拶をすることになっていました。しかし、新型コロナウイルスの感染が拡大したため、残念ながら中止のやむなきに至りました。せっかく集会に向けて準備したのに無駄になってしまいましたので、「幻の開会挨拶」をここにアップさせていただきます。〕

 ただ今から「政治を変えよう!「市民と野党の共闘」で 2・2大集会」を開会いたします。集会の開会に当たり、ひとことご挨拶させていただきます。

 政治を変えるためには、野党の強化と共闘が欠かせません。しかし、昨年の総選挙の総括をめぐって、野党の弱体化と分断を狙う言説が繰り返されております。

 例えば、野党共闘は効果がなかったという批判です。しかし、甘利明自民党幹事長を落選させて辞任に追い込み、東京5区で現職大臣を落とし、東京8区で石原元幹事長を蹴落とすことができたのは、野党が共闘して統一候補を立てたからではありませんか。東京での野党共闘は小選挙区で4から8議席へ、比例代表を含めて10から15議席へと大きな効果を発揮しました。参院選でも共闘を維持することでしか勝利できないことは明らかです。

 野党共闘に対しては「野合」批判もあります。しかし、野党は6柱20項目の政策合意を明らかにして選挙を闘いました。これに対して、自公政権は一度としてこのような合意を明らかにしたことがありません。だからこそ、選挙が終わってから子供への一人10万円支給問題で大混乱したのです。大阪での維新と公明の住み分けは、政策合意がないどころか与党と野党によるもので、典型的な野合ではありませんか。維新と組んで政権が変わっても、新自由主義に基づくタカ派政権ですから後ろに退く「政権後退」にすぎません。

 「限定的な閣外協力」についても十分な理解が得られなかったという批判があります。しかし、このような協力はすでに始まっていました。岸田新政権発足に際して、野党4党は立憲の枝野代表の名前を書きました。もし総選挙で多数になっていれば、首班指名で枝野さんの名前を書き、合意した政策について法案成立のために協力したはずです。このような協力なしに、連合政権の樹立も存続も不可能です。先ほど発足したチリの左翼政権では閣僚の半数以上が女性で、官房長官になったのはチリ共産党の女性議員でした。

 選挙が終わってからも、「野党は批判ばかり」という悪口雑言が荒れ狂いました。実際には批判ばかりしているわけではありませんが、批判しなかったら野党ではありません。三権分立の行政府に対する立法府のチェックを実質的に担っているのは野党です。このような批判は野党の牙を抜いて「虎を猫に」変えようとする陰謀にほかなりません。寅年なのに猫になってどうするのですか。三権分立が形骸化し、議会制民主主義も崩壊してしまいます。

 今の国会で、岸田首相は日本防衛のために「あらゆる選択肢を排除しない」と繰り返し、敵基地攻撃能力の保有や改憲に積極的な姿勢を示しています。これも大きな間違いです。戦争に繋がり憲法に違反する選択肢は、きっぱりと排除しなければならないからです。

 他方で、北朝鮮のミサイル実験に対しては傍観するばかりで、緊張緩和に向けてお手上げの状態です。一時的な制裁緩和も視野に入れながら、米朝両国に対話を呼びかけるという選択肢が排除されているからです。外交と交渉によって問題を解決するという憲法9条の精神にそった働きかけこそが求められているのではないでしょうか。

 岸田首相は宏池会出身というハトの仮面をかぶったタカにほかなりません。この岸田首相の化けの皮をはがして改憲を阻止し、野党の弱体化と分断を図る「悪魔の囁き」に惑わされず、野党共闘を再建・強化して7月の参院選で勝利することが今年の課題です。本日の集会が、このような課題達成に向けての出発点になることを願って、開会の挨拶に代えたいと思います。最後までのご協力をお願いいたします。

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