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6月30日(木) 『しんぶん赤旗』に掲載された談話 [コメント]

〔以下の談話は『しんぶん赤旗』6月28日付に掲載されたものです。〕

 共産党ここに期待 今こそ〝ソフトパワー〟

 自民党や日本維新の会などの改憲勢力は、国民がロシアのウクライナ侵略に浮足立って軍拡や改憲を支持していると思っているかもしれませんが、必ずしもそうではありません。逆に、「軍事対軍事」ではない、戦争に頼らない形で平和や安全を保つにはどうしたら良いのかと、真剣に考えている人たちが生まれています。
 軍事というハードパワーではなく、戦争を起こさないための力を生み出す非軍事の〝ソフトパワー〟の抑止力。これこそが今必要な安全保障の構想です。
 軍事的抑止力は相手の恐怖を引き起こせるかどうかにかかっていますが、ソフトパワーの抑止力はお互いに仲良くなることで生まれます。ほとんどの政党が軍事的な「拡大抑止」に頼る一方で、日本共産党が9条を生かした平和外交と対話で東アジアに信頼関係を築こうと呼びかける姿は際立っています。
 ベトナム戦争でもイラク戦争でも自衛隊が「9条のバリアー」に守られ、専守防衛に徹して国際的な信頼を得てきたという歴史的事実を、説得力を持って語ってほしい。
 物価高で多くの国民が苦しむなか、政府は「軍事費倍増」などを打ち出していますが、倍増というなら所得倍増、賃上げこそ必要です。現実を直視できない政府に壊されつつある日本を、共産党に立て直してもらいたい。

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