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7月6日(水) 『日刊ゲンダイ』に掲載されたコメント [コメント]

〔以下のコメントは『日刊ゲンダイ』7月6日付に掲載されたものです。〕

*記事「山際大臣発言だけじゃない! 岸田自民を待ち受ける参院選終盤“まさか”の落とし穴」

 メディアは、序盤から一貫して「与党優位」と報じている。

 「1人区での野党候補の一本化が11選挙区にとどまり、自民には当初から楽勝ムードがありました。ただ、ここへきて福島、福井、宮崎など『自民優勢』から『接戦』に転じた選挙区も出てきた。楽勝ムードで失速気味の自民に対し、必死の野党候補が猛追すれば、自民が圧倒的に強い県を除いた多くの1人区で接戦に持ち込める可能性は高いと思います」(法大名誉教授の五十嵐仁氏=政治学)

 4日の読売新聞と日経新聞は、32の1人区のうち、19選挙区で「自民優勢」と伝えた。逆に言えば、13選挙区で野党が勝つ可能性が残っている。前々回の11勝、前回の10勝を上回る数字だ。自民が1人区で気を抜いてオセロのようにひっくり返れば、全体の勝敗も違ってくる。

 「野党に追い風が吹いているとは思えませんが、逆風もない。自民はマイナス材料が出てきています。事前の情勢報道と違った選挙結果になることはよくあること。投票日までに情勢はいくらでも変わります」(五十嵐仁氏)

 岸田自民が落とし穴にハマれば、アッと驚く開票結果が出るかもしれない。


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