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7月6日(日) 『日刊ゲンダイ』に掲載されたコメント [コメント]

〔以下のコメントは『日刊ゲンダイ』7月6日付に掲載されたものです。〕

*巻頭特集:都知事選の争点はシンプルだ インチキ、ごまかし、嘘つきに政治家の資格なし

 この都知事選で公開討論会が行われたのは、告示前に1回、告示後に1回と、たったの2回だけである。蓮舫から直接「テレビ番組が企画した討論会に一緒に出ていただけないか」と求められても、小池は頑なに拒否している。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)はこう言う。

 「候補者同士の討論会は、選挙への関心を高めるためにも、有権者に判断材料を与えるためにも必須なものです。もし、蓮舫さんの要求を聞き入れ、連日、テレビで討論会が開かれていたら、選挙戦も盛り上がり、2人の違いが明確になり、選挙の争点も煮詰まったはずです。小池知事だって、2期8年の実績を訴えるチャンスだったはず。なのに、なぜ拒否したのか。候補者同士の討論会がほとんど行われないために、有権者はなにが争点なのか、投票する時、なにを判断基準にすればいいのか、最後までモヤモヤしているのではないでしょうか」

 小池は「卒業証書」を見せ、「卒業はカイロ大が認めている」と訴えているが、たとえホンモノの「卒業証書」だとしても、後からエジプト政府やカイロ大に便宜をはかってもらったものなのではないか──という疑いは残ったままだ。

 都民の多くは、小池が高卒だろうが大卒だろうが、どうでもいいと思っているに違いない。問題は、嘘をついているのかどうか、ということだ。もし、嘘をついているとしたら、都知事の資格も、政治家の資格もない。さすがに、平気で嘘をつくような人物を首都のトップにするわけにはいかないだろう。それが選挙の争点なのではないか。

 「小池知事の一番の問題は、かけられた疑惑について、丁寧に説明して、有権者の疑問を解消しようという姿勢が見えないことです。学歴詐称疑惑にしても、疑惑を解消したいのなら、卒業した時の詳細なディテールをアラビア語で語るなど方法はいくつもあるはずです。なのに『卒業は大学が証明している』の一点張りです。マトモに答えようとしない。こうした姿勢は、学歴詐称疑惑だけではありません。神宮外苑の再開発問題について、蓮舫さんから『再開発業者からパー券の購入を受けていませんよね?』と問われた時も、『法にのっとった形で公表している』と曖昧に答え、イエス、ノーで明確に答えようとしなかった。小池知事が公開討論会への出席を拒否しているのは、こうした疑惑について聞かれることを嫌がったからでしょう。実際、連日、討論会が開かれていたら、大きなテーマになり、学歴詐称疑惑が選挙の争点になっていた可能性があります」(五十嵐仁氏=前出)

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