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2月24日(土) とうとう67歳になってしまった [日常]

 とうとう67歳になりました。親しい友人や先輩などがすでにこの世を去っておられますので、この年まで生きてこられたことにいささかの感慨を覚えます。
 フェイスブックなどで誕生日を祝うメッセージをいただいておりますが、いちいちご返事を差し上げることができません。この場を借りて、お礼申し上げます。
 父は食道ガンのために59歳でこの世を去り、母は胆のうガンのために64歳で亡くなりました。この両親の年を超える人生を生きてきたことになり、今のところガンの血脈に冒されることは避けられているようです。

 昨日、町田市長選挙に立候補されている木原のぶよしさんの応援に行ってきました。4カ所で街頭演説した後、JR町田駅前で共産党副委員長の田村智子参院議員、自由党東京都連の渡辺浩一郎会長らと一緒に木原さんへの支持を訴えてきました。
 宣伝カーに乗って駅前に到着した時、思いがけない人に会いました。都立大学時代の先輩です。
 嬉しかったですねー。演説の場所を設営するための準備に来られていたのです。

 左肩の骨折の傷も癒え、今はどこも悪いところはありません。この年になっても、このような形で政治にかかわれることに感謝したいと思います。
 健康な肉体と元気な体力がなければ、このような活動を続けることはできません。こうして充実した老後を過ごさせていただいていることにも感謝したいと思います。
 長生きの秘訣は健康と元気と社会参加だといいます。この最後の社会参加の機会を多くの皆さんから与えていただいていることにも感謝申し上げます。

 先日、法律文化社から拙著『18歳から考える日本の政治[第2版]』を増し刷りしたいので、訂正箇所を送って欲しいという連絡がありました。第2版になってから3度目の増刷で、ありがたいことです。学習の友社から刊行予定の新著も、やっと印刷に入りました。間もなく初校のゲラが出てくるでしょう。
 講演の依頼は1月に7回、2月に7回ありました。今年に入ってからすでに13回講演したことになります。今後も各地での講演が予定されています。
 今年は法政大学大原社会問題研究所から刊行する予定の総評・社会党研究会による関係者からの聞き取り調査をまとめた叢書の編集作業もあります。法政大学を去り、現役を引退した後の方が忙しいような気がするほど、充実し多忙な毎日だと言って良いかもしれません。

 このような状況を喜んでよいのか、という気もします。それもこれも安倍首相の暴走政治が背景にあるからです。
 9条改憲の目論みや政治の私物化、民主主義と平和の危機がこれほど大きな問題を引き起こすことがなければ、私の「余生」はもっとのんびりとした穏やかなものになっていたにちがいありません。そうなっていないのは安倍首相のせいです。
 平和でまともな社会と平穏な老後を取り戻すためにも、一日も早く安倍政権を打倒しなければなりません。それは日本の政治だけでなく私の個人的な課題でもありますが、その兆しは芽生えつつあります。

 国会では裁量労働制についてのデータねつ造疑惑が追及されています。森友学園疑惑での内部文書の存在や新事実も次々に明らかになりました。
 第1次安倍政権が追い込まれた「消えた年金問題」の時と似通った雰囲気になってきました。安倍首相の不誠実で強権的な対応に対する国民の怒りも次第に充満しつつあるようです。
 今はまだマスコミ報道に平昌五輪の「カーテン」がかかっているような状況ですが、その五輪も明日で終わります。この「カーテン」が開け放たれた後にどのような光景が目に入ってくるのか、安倍首相も気が気ではないでしょう。

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