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3月19日(月) 地方からも安倍政権打倒の烽火を上げてもらいたい [スキャンダル]

 「安倍はもういいね」と皆が言うから3月2日は森友記念日

 3月2日の朝日新聞朝刊でスクープされた森友関連文書のねつ造が国民的な憤激を呼び起こしています。裁量労働制のデータに次ぐねつ造の発覚で、「安倍晋三」は「安倍ねつ造」になってしまいました。

 今日の新聞各紙は、内閣支持率の急落を報じています。軒並み3割台になっていますが、これは財務省が改ざんを認めてから最初の調査ですから、これからもっと下がるにちがいありません。
 今後の注目点は内閣支持率が25%を切るか、これが自民党支持率の低下に連動するかという点にあります。内閣支持率と自民党支持率を足して5割を切るようになれば、安倍政権は危険水域に入ることになるでしょう。
 今日の参院予算委員会での集中審議がどうなるのか、佐川前国税庁長官の国会招致と証人喚問が決まるのか、ということも大いに注目されます。国会審議での真相解明はこれからですが、過去1年間繰り返されてきた偽りの公文書に基づく偽りの答弁の継続にならないようにしてもらいたいものです。

 実は、森友問題の核心ははっきりしています。安倍首相夫妻にとっての「不都合な真実」を隠蔽し、この2人を守るために嘘の答弁がなされ公文書が改ざん・ねつ造されたということです。
 「不都合な真実」は二つあります。一つは森友学園の学校用地取得は特例とされ「総理案件」として扱われたために8億円以上も格安で売却されたということであり、もう一つは「総理案件」となったのは籠池元理事長の国粋的な教育理念に共鳴した「安倍首相夫妻と不愉快な仲間たち」が深く「関係」していたからです。
 これらを隠蔽するための虚偽答弁であり、公文書の偽造でした。その中心には森友学園の宣伝塔にして新設小学校の元名誉校長だった安倍昭恵さんがいるわけですが、安倍首相自身についても、2015年9月3日の迫田元理財局長との会談や翌9月4日の大阪訪問などの機会に直接関与していたのではないかとの疑いが指摘されています。

 このような政局の急展開のなかで、17日は午前中に地元の八王子での憲法共同センター主催の講演会があり、午後には足立革新懇で講演しました。昨日は安保法制(戦争法)廃止を求めるさいたま市オール緑区の会の学習会で講師として参加し、明日は鳥取市革新懇主催の講演会で話をすることになっています。
 実は、鳥取へは市長選挙の応援に行くことが先に決まっており、その機会に、ということで講演することになりました。どの講演でも、今の政治の動きについての高い関心がうかがわれましたが、それを追い風に地方からも安倍政権打倒の運動を広げていただきたいものです。
 鳥取市では昨日市長選挙が告示され、25日に投票日を迎えます。再選を目指す現職の深沢義彦前市長に対抗し、新人の塚田成幸候補が共産・社民・新社会党などで設立された市民団体「住民の声で鳥取市政をつくる会」から無所属で立候補しました。

 この塚田成幸候補は、私の法政大学時代の数少ない教え子の1人です。学生時代はゼミ長としてリーダーシップを発揮してくれましたが、今度は市長としてそのリーダーシップを生かしてもらいたいと思います。
 私が2年前に八王子市長選挙に立候補したとき、何の前触れもなく、わざわざ鳥取から八王子まで応援に駆けつけてくれました。その恩返しのために鳥取に行くことにしたというわけです。
 森友政局の渦中での市長選挙ということになりました。これまでと状況も市民の関心も大きく変わっているにちがいありません

 安倍首相による暴走政治をストップさせ9条改憲の野望を打ち砕くために、地方からも安倍政権打倒の烽火を上げてもらいたいと思います。鳥取市長選挙は、得難いチャンスでもあります。
 市民の共同候補が当選すれば、安倍政権に計り知れない打撃を与えることができるにちがいありません。安倍政権の「終わりの始まり」を確かなものとするために、鳥取の地で力を尽くしてきたいと思います。

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