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5月14日(月) 森友・加計学園疑惑や自民党三回生議員の不祥事についての『日刊ゲンダイ』と『東京新聞』へのコメント [スキャンダル]

 〔以下の私のコメントは、森友・加計学園疑惑や自民党三回生議員の不祥事について『日刊ゲンダイ』と『東京新聞』に掲載されたものです。参考のために、アップさせていただきます。〕

 「やはりポイントは、いつ安倍首相が、加計学園の獣医学部新設計画を知ったかでしょう。利害関係者だと分かっていながら、供応を受けていたとしたら刑事罰に問われる可能性が出てきます。安倍首相が、『知ったのは加計学園が事業者に認定された2017年1月20日だ』と言い張っているのも、贈収賄に問われる危険性を分かっているからでしょう。しかし、事業者に認定されるまで知らなかったという説明は、いかにも不自然です。まずは、すべての会食費とゴルフ代について、どちらが払ったのか、明らかにすべきです」(『日刊ゲンダイ』2018年5月11日付)

 「今や、モリカケへの関与を全面否定する安倍首相の居直り答弁のつじつま合わせのため、忖度官僚が嘘やデタラメを重ね、国政の停滞を招いています。得意と自称する外交面も国際社会での孤立化を招き、もはや安倍首相の存在は百害あって一利なし。この国を正常化させるには、最大の障害物である安倍首相を取り除くしかありません。米朝首脳会談や国会会期末を待たずに、一刻も早く退陣を表明して欲しいものです」(同前、5月14日付)

 「(自民党加藤議員の『3人産んで』発言に対して)法政大の五十嵐仁名誉教授(政治学)は『男尊女卑的な発言で、古い男女観が根を張っている』とあきれる」「(三回生の不祥事が続くことに対して)五十嵐氏は『三回生は数が多く、質問の機会もなかなか回ってこないので、育たない』と指摘。党幹部の不祥事対応の軽さも影響しているとみる。
 そもそも小選挙区制に問題があるとも指摘する。一人一人の人格や政策は二の次で、風で当選してしまうからだ。五十嵐氏は『候補者の資質が吟味される選挙制度に変え、問題が起きたら政権を失うという緊張感を持たせなくてはならない』。そこから変えないと、トラブルは減らないとみる。」(『東京新聞』2018年5月12日付)

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