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1月12日(日) 『日刊ゲンダイ』に掲載されたコメント [コメント]

〔以下のコメントは『日刊ゲンダイ』1月12日付に掲載されたものです。〕

*巻頭特集「赤っ恥検察 ゴーンを批判する暇あるなら総理の犯罪捜査を」

 13~17年度の5年分の招待者名簿については、内閣府の法を逸脱した管理の実態が浮き彫りになった。公文書管理法が義務づける行政文書の管理簿への記載を怠り、政府のガイドラインが定める廃棄簿への記載がないなどルール無用状態。5年にわたって単純ミスを繰り返すのは、あまりにも不自然だ。桜を見る会の名簿ということで、内閣府が組織ぐるみで隠蔽を図ったとしか思えない。

 法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)がこう言う。

 「桜を見る会の問題は、まさに総理夫妻の犯罪であり、官僚機構を巻き込んだ一大疑獄の様相を呈しています。森法相は『身の潔白を主張するなら、堂々と日本の裁判で立証すべき』とゴーン被告に訴えましたが、同じことは安倍首相にも当てはまる。やましくなければ国会から逃げず、堂々と身の潔白を主張すればいい。ところが、ゴーン被告のように逃げ回り、行政府を挙げて首相の逃亡幇助と証拠隠滅の手助けをしている状態です。この疑獄はもはや見過ごせないレベルなのに、検察が動かないことを国民はよく見ていますよ」

 政治の信頼を取り戻し、司法のケジメをつけるためにも、特捜部は税金私物化の本格捜査に乗り出すべきだ。

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1月10日(金) 『日刊ゲンダイ』に掲載されたコメント [コメント]

〔以下のコメントは『日刊ゲンダイ』1月10日付に掲載されたものです。〕

*巻頭特集「自衛隊は派遣、自分は歴訪延期 つくづく口だけの安倍首相」

 そもそも、安倍は米国とイランの「仲介役」を自任していたはずだ。昨年6月には41年ぶりに現役首相としてイランを訪問。同8月には、ロウハニ大統領との首脳会談に向け、「中東の緊張緩和のために粘り強く取り組んでいきたい。その役割を果たしていきたい」と威張っていたではないか。その「仲介役」が真っ先にスタコラサッサじゃあ、米国もイランも呆れているだろう。法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)はこう言う。

 「要するに仲介役などと称してトランプ、ロウハニ両大統領と会談しながら、言うべきことも、やるべきことも何もしていなかったわけですよ。大体、今回の緊迫状態を招いたのは間違いなくトランプ政権なのに、自制を求めることも、批判することもしない。内政と同様、これがアベ政治の本質であり、口先だけなのです」


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1月8日(水) 八王子市長選挙への出馬表明をした白神ゆりこさんの記者会見があった [選挙]

 「良い候補者を立てましたね」と、ある記者から言われました。記者会見が終わった時のことです。
 「五十嵐さんの時より、ワクワク感が大きい」と、これは参加者の感想です。記者会見には40人近くの市民も集まりました。

 昨日の午後3時から八王子市役所の委員会室をお借りして、市長選への出馬表明をした白神ゆり子さんの記者会見が行われました。私も共同代表の一人として、この間の経過や支援体制などについて説明しました。
 記者の質問や出席者の感想などから、素晴らしい予定候補者に巡り合った皆さんの期待と喜びをひしひしと感じます。投票日まで3週間を切ってしまいましたが、「地殻変動の兆しあり」です。
 ロケットスタートを切ることができたのではないでしょうか。今後、限られた時間内でどれだけ幅広く深い「変動」を呼び起こすことができるかが問われています。

 記者会見では、市長選挙に臨む決意、「八王子八策」や「今すぐお届けプラン」などの政策を、白神さんが堂々と表明しました。政策だけでなく人柄などについての質問もあり、座右の銘を聞かれて「私心なければ恐れるものなし」と答えていました。
 愛読書についての質問もありました。「『星の王子さま』は何回も読みました」という答えです。
 弁護士を志したのは「高校生のとき平和について学ぶ機会があり、憲法の大切さや憲法は私たち市民を縛るものではなく権力者を縛るものだと知ったから」だという返答もありました。「行政経験がないことをどう思うか」という質問もありましたが、経験が無くても大丈夫だと思わせるに十分な、よどみない受け答えだったと思います。

 市民と野党との連携についても聞かれました。これについては、現在、各野党に申し入れをしている最中です。
 私が立候補した前回の選挙では、八王子市の民主党はすでに現職市長と政策協定を結んでいて応援してもらえませんでした。その後、民主党に合流した維新の会の市議さんには支援していただき、共産党、社民党、生活者ネット、革新系無所属の市議さんの支援もありました。
 今回は、全ての野党からの応援を要請しています。正月明けで各党の基幹会議などはこれからですが、幅広い応援の態勢ができることを願っています。

 懸案の選挙事務所も決まりました。住所は八王子市横山町18-1で、甲州街道沿い、横山郵便局の向かい側です。
 多くの方のご来訪とご支援、ご協力をお願いいたします。

 なお、明日9日の午後零時から、新宿駅西口での憲法共同センターの街頭宣伝でスピーチする予定です。こちらにも、興味と関心のある方にお越しいただければ幸いです。

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1月7日(火) トランプ大統領の戦争挑発に反対し自衛隊の中東への派遣を中止せよ [国際]

 こんな愚かな大統領を、なぜアメリカ国民は選んでしまったのでしょうか。今回のイランに対する挑発行動を見て、改めてそう思いました。
 選挙は怖い。こんな狂人を大統領にしてしまうのですから。
 今たたかわれている八王子市長選や京都市長選でも、誰が市長になるかで市政の方向や市民の生活は大きく左右されます。間違いのない選択によって、平和と生活を守らなければなりません。

 トランプ大統領の命令によって、イラン革命防衛隊コッズ部隊のソレイマニ司令官がイラクで暗殺されました。遺体はイランに送られ、首都テヘランでの葬儀には数百万人の市民が参列して「アメリカに死を」と叫んだそうです。
 この司令官は「国家的英雄」で、いわば「中東のゲバラ」のようなカリスマ性と親しみをもたれていたといいます。その人物が、国際法に反する無法なやり方で米軍に殺害されてしまいました。
 アメリカに対する敵意と憤激は中東全土を覆っています。トランプ大統領はアメリカ国民の生命を守るためだったと言っていますが、イランとの核合意から勝手に離脱して対立を高めたのはトランプ大統領自身ではありませんか。

 アメリカという国は、またもや愚かな歴史を繰り返そうとしています。ベトナム戦争の口実とされたトンキン湾事件は、アメリカによるでっち上げでした。
 イラクに対する攻撃も、大量破壊兵器を開発して保有しているという口実は、全くの「濡れ衣」でした。虚偽の理由でフセイン大統領は殺害されたのです。
 ベトナム戦争、イラク戦争、アフガン戦争で多くの人命が失われ、送りこまれたアメリカの青年は自国の政府による誤った政策の犠牲になりました。

 このような過去の間違った戦争に対して、日本政府は一度もストップをかけようとはせず、出撃基地や補給、休養の場として全面的に協力してきました。アメリカの過ちに追随し、戦争での人殺しに手を貸してきたのです。
 今回も、安倍政権は中東地域に自衛隊の艦船を派遣してトランプの過ちに手を貸そうとしています。派遣を決定した時から情勢は変わり武力衝突に巻き込まれる危険性は格段に高まっていますから、直ちに中止するべきです。
 このままでは、中東地域全体を舞台にした大きな戦争が始まるかもしれません。トランプ大統領やイラン政府に対して、戦争を始めるな、外交で問題を解決せよ、核合意に復帰せよと働きかけなければなりません。

 武力に訴えても問題は解決されるどころかかえって混乱を拡大し、犠牲を増やすだけだというのがこれまでの経験ではありませんか。アメリカとイランの対立も、戦争ではなく外交でしか解決できません。
 今こそ歴史の教訓に学ぶべきです。第3次世界大戦の恐れありとも言われている「中東大戦争」の引き金を引かないためにも。

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1月5日(日) 八王子市長選挙で白神ゆり子弁護士が街頭宣伝を開始した [選挙]

 遅ればせながら、1月26日投票の八王子市長選挙に向けての活動が始まりました。今日の午後、JR八王子駅北口の郵便局前から街頭宣伝を始め、八王子駅南口から西八王子駅南口、高尾駅南口と回ったからです。

 出馬表明は昨年末ギリギリになってからでした。その後、年末・年始の休みに入ってしまいました。
 私も以前からの予定があり、故郷の新潟に帰省していました。八王子に戻ってきたのは昨日のことでした。
 そして、今日からの街頭演説の開始です。宣伝カーによる本格的な宣伝活動が始まりました。

 私が立候補した時も似通ったものでした。宣伝カーによる本格的な宣伝活動が始まったのは三ケ日が過ぎてからでした。
 今回はそれよりも1日遅いことになります。投票日まで選挙運動ができる期間は3週間しか残っていません。
 しかも、日陰でビル風が吹きおろしてきて寒いのなんの。厳寒期での短期決戦という厳しい闘いになります。

 前回の市長選挙での候補者として、私が白神さんを紹介する演説をしました。その後で白神さんがマイクを握りました。
 横で演説を聞いていて、流石だと思いました。市長選に向けての思いや政策をよどみなく力いっぱい語っています。
 「良い方に出馬してもらえたなァ」との思いを新たにしました。できるだけ多くの方に、白神さんの話を直接、耳にしていただきたいものです。

 まだ選挙事務所は決まっていませんが、それ以外の準備は急速に進み、活動が本格化し始めています。私も、力の限り応援するつもりです。
 無風選挙と見られていた市長選ですが、大きな地殻変動を起こしたいものです。選挙ボランティアや資金カンパなど、できるだけ多くの方のご協力をお願い致します。
 白神さんのホームページは次の通りです。http://sirayuri.waterblue.net/

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1月1日(水) 今年こそ安倍政権に引導を渡し野党連合政権の樹立を [日常]

 明けまして、おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 希望に満ちた新年の幕開けです。積年の思いをようやく実現できるチャンスが生まれてきた中で、新しい年を迎えました。
 今年こそ、安倍政権の正体を暴露して広く国民に知らせ、安倍首相に引導を渡して野党連合政権を実現しようではありませんか。政権交代の可能性が生まれてきているのですから。

 昨年12月15日の立憲民主党の枝野幸男代表と共産党の志位和夫委員長との会談では、①「桜を見る会」問題を結束して追及する、②安倍内閣を総辞職に追い込む、③早期の衆院解散へ準備を加速する、④安倍政権を倒し政権を代え、立憲主義を取り戻すという4点で合意しました。このような合意がなされたのは初めてです。
 このうち、最も重要なのは4番目です。両党で「安倍政権を倒す」意思が確認されたのですから。
 「立憲主義を取り戻す」ということも重要です。2015年9月に成立した平和安全保障法制(戦争法)を廃止することですから。

 現在進行中の立憲民主党と国民民主党の合流が実現し、これに社民党や無所属議員が加われば、野党は立憲民主党と共産党の2党が主軸となります。これに「れいわ新選組」が連携するという構図ができるでしょう。
 通常国会では、「桜ゲート事件」、かんぽ生命をめぐる総務次官の情報漏えい、統合型リゾート(IR)での秋元司衆院議員らの贈収賄事件などの「3点セット」で政府・与党が徹底追及を受けるのは確実です。野党は追及本部を立ち上げて着々と準備を進め、新たな事実も浮かび上がってきています。
 安倍政権が追い込まれ、総辞職するか解散するしかなくなるかもしれません。内閣支持率が下がり続ける中での解散・総選挙となれば、野党政権の樹立も夢ではなくなります。

 このような情勢のもと、私が住む八王子でも市長選挙で市民と野党の共同候補の擁立が具体化しました。昨日のブログでも紹介したように、八王子合同法律事務所の白神優理子(しらがゆりこ)弁護士が、立候補することを表明したからです。
 年末年始という事情もあって記者会見はまだですが、すでに走り始めています。白神さんのホームページ(http://sirayuri.waterblue.net/)も開設されました。ぜひ訪問して素晴らしい「ごあいさつ」を読み、多くの人に拡散していただきたいと思います。

 八王子市政でも国政でも、新たな希望が生まれつつあります。それをどう具体化し、新しい市民が主人公の市政、国民が主人公の国政を実現していくかが、今年の大きな課題になります。
 その課題の達成のために、市民と立憲野党が手を結んで力を合わせなければなりません。そこにこそ、「勝利の方程式」があるのですから。



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