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7月13日(月) 都知事選 「同じ思い」で本気の共闘 [コメント]

〔以下のコメントは『しんぶん赤旗』7月12日付に掲載されたものです。〕

新自由主義と決別も
弱い人の立場に

 市民と野党が結束を強めた大本に、都のコロナ対策をただし、「自己責任から連帯社会の実現へ」との新自由主義批判という、宇都宮氏の確固たる姿勢と政策がありました。
 韮澤さんは「候補者一本化は『勝てるかどうか』より、政治姿勢が大事。弱い人の立場に立つかどうか。宇都宮さんはその価値基準がはっきりしていた。そうした旗印があってこそ、共闘の大義もはっきりするし、お互い『同じ思いだ』と確信を持てる。数合わせでないたたかいができる」と強調。「立憲民主党が新自由主義に対してだめだと言い始めたことはうれしい。その思想はいろんなところにつながっている。たとえば都政、国政、区政で予算をどう使うのか、最大の価値基準だ。非常に大きい」といいます。
 政治学者の五十嵐仁法政大学名誉教授は、「総選挙へのプラスの変化の一つは、コロナ禍の下で、新自由主義からの決別が広がったことです。野党の中で政策的な発展がありました」と指摘します。

鮮明な旗印 心通わせ
10代20代 高く支持

 「有権者の、特に若者のチラシの受け取りが良かった」(目黒・世田谷の選対メンバー)というように、NHKの投票日の出口調査では無党派層の約20%が宇都宮氏を支持し、とくに10代・20代は高く支持しました。中野区では、投票日翌々日の7日、中野駅前でのスタンディング中に20代の女性が駆け寄り、「宇都宮さんにいれました。私の周りもみんな宇都宮さん支持でした」と述べました。
 五十嵐仁法政大名誉教授は、「若年層は、女性と並んで新自由主義的政策とコロナ禍によって、二重三重の被害を受けている。若者の生活苦、貧困問題に正面から真剣に向き合う宇都宮氏の政策が共感を呼んだのです」と語ります。

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