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1月4日(月) 被爆国日本に〝核兵器禁止条約に参加する政府〟を実現し、〝非核の政府〟の展望開く年に [コメント]

〔以下のメッセージは『非核の政府を求める会ニュース』第355号、2020年12月15日・2021年1月15日合併号に掲載されたものです。〕

 いよいよ「非核の時代」が始まりました。核兵器禁止条約が発効し、脱原発に向けての動きも強まっています。「非核の政府」の出番がやってきました。核に頼らない「新しい政治」が求められています。今年こそ、そのような政府と政治を実現する年にしたいものです。


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1月2日(土) 『日刊ゲンダイ』に掲載されたコメント [コメント]

〔以下のコメントは『日刊ゲンダイ』1月2日付に掲載されたものです。〕

*記事「野党は「だらしない」脱却へ 乾坤一擲の大勝負を懸ける年」

 「悪夢のような民主党政権」。安倍前首相が好んで使ったこのフレーズは、有権者に当時のことを思い出させ、「野党つぶし」に効果を発揮した。これに“追従”するような、大マスコミの「野党がだらしない」という論調もそうだ。

 しかし、2020年の政治を振り返ってみると、安倍・菅政権のデタラメを野党はしっかり追及した。盗っ人猛々しい虚偽答弁の数々と法解釈の勝手な変更。政府による議会と民主主義の冒涜を白日の下にさらしたのは、野党の国会質問の成果だった。

 安倍本人にも捜査が及んだ「桜を見る会」をめぐる問題では、前夜の夕食会で安倍事務所が会費の不足分を補填していたことが明らかになった。「ホテルへの支払いは参加者個人」「事務所は関与していない」という安倍の答弁は真っ赤な嘘だったのだが、夕食会が開催されたホテルから独自に回答をもらい、いち早く、安倍の答弁との矛盾を指摘していたのは辻元清美衆院議員(立憲民主党)だった。

 日本学術会議の問題では、小西洋之参院議員(立憲)が、過去の政府資料に、学術会議から推薦された会員の任命を首相が拒否することは「想定されていない」という新証拠を発見。政府の法解釈の違法性を裏付けた。

 「官僚が政権におじけづき、マスコミが政権に遠慮する中で、野党の追及がなければ、いかに政治が忖度で歪められているか国民は分からなかったでしょう。『選択的夫婦別姓』に後ろ向きなど、自民党はもはや時代遅れ。2021年には衆院選が行われる。野党は乾坤一擲の大勝負を懸ける年になります」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)

 立憲が衆参150人となり、再び政権が取れる規模になった。嘘つき政権に比べたら、野党のほうがマトモ。「野党がだらしない」に対する見方は改めていい。


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1月1日(金) 「日本を変える」ために「新しい政治」への展望を切り開こう [政権交代]

 皆さん、明けましておめでとうございます。激動の時代、変革の年の幕が上がりました。
 今年こそ、勝負の年にしたいものです。「日本を変える」ために「新しい政治」への展望を切り開こうではありませんか。

 とはいえ、素直に「おめでとう」と言いづらいような空気が満ちているなかでの新年となりました。それは新型コロナウイルスが至る所に漂っているように思われるからです。
 「新型」から変異した「新々型」まで現れ、しかもその感染力は1.7倍だというではありませんか。政府は「GoTo」キャンペーンを一時停止して「自粛」を呼びかけるだけで、国民は外出を控え、忘年会・新年会も流れ、町は静けさに包まれています。
 例年のような華やかさは失われてしまいました。コロナウイルスの感染増加は収まらず、むしろ年末に向けて加速し、とうとう東京での感染者が1000人を超え全国での感染者も最多を更新しましたから、それも当然でしょう。

 昨年秋に発足した菅政権は、すでに黄昏時を迎えているようです。内閣支持率は秋の夕日のようにつるべ落としとなり、軒並み急落しました。
 菅首相は就任わずか3カ月余りで早くも行き詰まりを迎えています。それも当然でしょう。
 行き詰まった安倍前政権を継承することを掲げて首相になったのですから。危機に直面してなすすべなく政権を投げ出した安倍前首相を引き継げば、行き詰まることは目に見えていました。

 その安倍前政権を上回る強権政治と異論封じが菅政権の特徴となっています。とりわけ、日本学術会議の会員任命拒否事件は菅首相のこのような本質を象徴的に示すものでした。
 コロナ対策での迷走と無策も安倍前首相の無能ぶりを引き継いでいます。国会審議の無視・軽視、説明責任の放棄も酷いものです。
 安倍前首相の桜を見る会前夜祭や森友問題についての疑惑隠しも目に余ります。河井夫妻の大規模買収事件、吉川・西川元農相の贈収賄疑惑などのスキャンダルも表面化しました。

 もう、こんな政治にオサラバしようじゃありませんか。命も暮らしも、道理も民主主義も守ることのできないこんな政治に。
 今年は必ず総選挙があり、そのチャンスは確実にやってきます。市民と野党の共闘で、菅政権を最後の自公政権にするチャンスが。
 ということで、年の初めの川柳を5首。

 石破氏を 叩いて上る 二階の座
 菅首相 自滅の刃に とりまかれ
 コロナより 無能な政府が 恐ろしい
 悪夢なら そろそろ覚めて 良いコロナ
 オサラバだ 自公政権 もう時効

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