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7月18日(日) 『東京新聞』に掲載されたコメント [コメント]

〔以下のコメントは『東京新聞』7月17日付の「こちら特報部」に掲載されたものです。〕
 
 不安のツートップ 五輪乗り切れるのか
 バッハ氏 危機感のない発言連発
 菅首相 責任感を欠く発言連発

 法政大の五十嵐仁名誉教授(政治学)は「人出が減らないのは、国民が政府を 信頼せず、打ち出す対策に納得していないから。感染を抑えられない要因を分析 しきれていないので、科学的に裏付けのある策も、失敗した場合の次の案も提示 できない。リスクに目をつぶって五輪開催にこだわる一方、国民に自粛を無理強 いしている」と指摘し、こう続けた。

 「国民に危機感を伝えるには五輪中止が最も効果的。準備にかけた手間や費用 は無駄になるが、このまま五輪を開催して感染を広げれば国内外に恥をさらす。 リーダーには責任を真正面から受け止めることが求められる。中止すれば、少な くとも決断力は評価される」


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