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12月29日(水) 2021年の仕事 [日常]

 公私ともに試練に直面した一年でした。
 公的な面では、秋の総選挙で与党が勝利し、自公政権が維持されるという残念な結果となりました。共産党を含む野党共闘によって政権交代にチャレンジするという初めての試みでしたが、与党勢力の必死の巻き返しによって跳ね返されたわけです。新型コロナウイルスの感染拡大が一時的に収まったことも、与党に有利に働いたと思われます。
 私的な面では、エコー検査ですい臓に疑問ヵ所が発見され、2度入院して手術しました。1回目は総胆管結石の摘出で3日間、2回目は膵管内乳頭部粘着性腫瘍(IPMN)の除去で19日間の入院です。幸い腫瘍はガンではなく転移もしていませんでした。9月からは普通に生活しており、全く問題ありません。年の瀬が近づいてから、妻の叔父夫婦や近しい先輩が亡くなるなど、悲しい知らせも相次ぎました。
 その2021年も、間もなく暮れようとしています。

 さて、 例年のように、1年間の仕事をまとめさせていただきたいと思います。今年は手術のために夏に空白が生じましたが、総選挙があったために仕事も多く、著書の第3版が1冊、共著が1冊、論攷・インタビュー・談話・コメント・書評などが29本、講演・報告などが24回、街頭演説・あいさつなどは11回で、夕刊紙『日刊ゲンダイ』の記事内でのコメント掲載は105回に上るなど、例年とそれほど大きくは変わりませんでした。
 
(1) 著書
・五十嵐仁『18歳から考える日本の政治〔第3版〕』法律文化社
・五十嵐仁・小林節・高田健・竹信美恵子・前川喜平・孫崎享・西郷南海子『市民と野党の共闘で政権交代を』あけび書房

(2) 論攷・インタビュー・談話・コメント・書評など(29本)
・「被爆国日本に〝核兵器禁止条約に参加する政府〟を実現し、〝非核の政府〟の展望開く年に」『非核の政府を求める会ニュース』第355号、2020年12月15日・2021年1月15日合併号
・「野党の本気の覚悟示す政権合意を求める」『しんぶん赤旗』1月6日付
・「2021年の政治動向と国会をめぐる情勢―野党共闘で政治を変えるチャンス」『婦民新聞』第1667号、2021年2月10日付
・「最後の自公政権 菅政権を斬る」『日本科学者会議東京支部個人会員ニュース』No.128、2021年3月10日
・「「戦争法」施行から5年 憲法記念日の今考える」『民主青年新聞』3087号、2021年5月3日付
・『しんぶん赤旗』5月31日付
・「不安のツートップ 五輪乗り切れるのか」『東京新聞』7月17日付
・「野党連合政権への道―今こそ「新しい政治」をめざそう」『学習の友』2021年7月号
・「書評:小林節著『「人権」がわからない政治家たち』」『全国革新懇ニュース』第431号、2021年7・8月号
・「前進する市民と野党の共闘、待たれる野党連合政権」川崎区革新懇の『第18回総会記録集 2021年6月12日』
・「「東京25区市民連合連絡会/選挙で変えよう!市民連合おうめ」へのメッセージ」「東京25区市民連合連絡会/選挙で変えよう!市民連合おうめ」
・「国民の命を守る国会開け」『しんぶん赤旗』8月31日付 
・「自民党政治を終わらせ、青年の声が届く新しい政権を」『民主青年新聞』第3095号、2021年9月6日付
・「共闘の力で野党連合政権の実現を」『北区革新懇ニュース』第88号、2021年9月20日付
・「緊急出版『市民と野党の共闘で政権交代を』」『asacoco』第216号、2021年9月2日付
・「「活路は共闘」総選挙でも」『東京民報』2021年9月26日付
・「野党連合政権の樹立で日本の食と農を救おう」『農民』第1474号、2021年9月27日付
・「統一を妨げているものは何か 歴史認識と「反共主義」の克服―いま「連合」を考える」『法と民主主義』第561号、2021年8・9月号
・「野党共闘で新しい連合政権の実現を」『全国商工新聞』第3477号、2021年10月4日付
・「野党分断を狙った新たな反共攻撃」『不屈』No.568、2021年10月15日付
・「安倍支配を継続する岸田政権 「ハト派」の幻想振りまく」『連合通信・隔日版』No,9686、2021年10月14日付
・「野党結束 政権交代へ 「協力合意」歓迎」『しんぶん赤旗』2021年10月2日付
・「共闘の力で科学と学術を尊重する新たな政権の樹立を」『日本科学者会議東京支部つうしん』No.648 、2021年10月10日付
・「10・31総選挙 政権を変えるしかない!」『連合通信』No.1307、2021年10月20日号
・「いのちと立憲主義をどう守るか」『調布「憲法ひろば」』第197号、11月3日付
・「民意は「安倍・菅継承ノー」」『しんぶん赤旗』11月3日付
・「ハト派・リベラル派の衣をまとった「安倍背後霊」政権―-岸田文雄新内閣の性格と限界」『治安維持府と現代』2021年秋季号、第42号
・「総選挙の結果をどうみるか」『学習の友』No.820 、2021年12月号
・「総選挙の結果と野党共闘の課題」『安保廃棄』第487号、2021年12月号

・以上のほか『日刊ゲンダイ』の記事内でのコメント掲載が105回

(3) 講演・報告など(24回)
・2月14日:基礎経済研研究会「菅政権と「新しい政治」への展望」
・3月6日:市川克宏地域学習の集い「日本を変える―「新しい政治」への展望」
・4月24日:69九条の会「菅政権発足から8カ月、明らかになったことは……」
・5月18日:三多摩革新懇世話人会「都議選・総選挙を控えての情勢について」
・5月22日:京都革新懇「『市民と野党の共闘』を 広げ、野党連合政権で新しい政治を!」
・5月28日:八王子憲法カフェ「コロナパンデミックのいま、日本と世界の情勢は?」
・6月9日:八王子科学フォーラム「都議選・総選挙を前に「新しい政治」の展望を語る」
・6月12日:川崎革新懇「前進する市民と野党の共闘、待たれる野党連合政権」
・9月18日:三多摩革新懇9月度世話人会「総選挙をめぐる情勢と特徴」
・10月14日:三多摩革新懇10月度世話人会「新内閣発足と総選挙をめぐる情勢」
・10月17日:狭山9条の会「憲法の理念を生かして政治を変えよう」
・10月31日:調布九条の会「憲法ひろば」「総選挙と日本の進路―いのちと立憲主義をどう守る?」
・11月3日:日野革新懇「政権交代が大争点の総選挙の結果をどうみるか―市民と野党の共闘はどう発揮されたか」
・11月7日:法大同窓生九条の会「総選挙の結果とその後の情勢を考える」
・11月10日:都職労退職者九条の会「総選挙の結果とこれからの課題」
・11月17日三多摩革新懇11月度世話人会「総選挙の結果をふまえて―反共主義を克服するには」
・11月23日:なかいた常盤台9条の会「総選挙の結果と市民と野党の共闘」
・11月27日:9条の会@よしかわ「総選挙の結果と9条改憲の行方」
・11月28日:八王子学術・文化日本共産党後援会「政権交代への課題と展望―総選挙の結果から見えるもの」
・12月4日:69九条の会「2021年総選挙の結果をどうみるか、改憲をめぐる現段階」
・12月8日:大田革新懇「総選挙のたたかいに学び、市民と野党の共闘の前進をめざして」
・12月11日:越谷革新懇「総選挙の結果と日本政治の展望」
・12月11日大宮区革新懇「総選挙の結果と革新懇の任務」
・12月12日:立川革新懇「総選挙の結果と革新懇運動の課題」

(4) 発言・街頭演説・あいさつなど(11回)
・1月30日:東京革新懇総会:あいさつ
・2月27日;東京革新懇事務局長会議あいさつ
・4月8日:日野市長選挙応援スピーチ
・6月21日:都議選応援スピーチ(文京区)
・9月8日:革新都政の会呼びかけ人会議集会あいさつ
・9月24日:全国革新懇賛同団体懇談会でのあいさつ
・10月6日:新宿駅西口でのスピーチ
・10月23日:総選挙応援スピーチ(東大和)
・10月24日:総選挙応援スピーチ(八王子)
・11月14日:労教協第2回理事会での発言
・12月19日:東久留米市長選第1声応援スピーチ

 皆様、良いお年をお迎えください。

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