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10月29日(土) 『日刊ゲンダイ』に掲載されたコメント [コメント]

〔以下のコメントは『日刊ゲンダイ』10月29日付に掲載されたものです。〕

*記事「山際氏辞任で自民党“水際の防波堤”決壊…旧統一教会との癒着が副大臣クラスに次々波及」

 宗教法人を所管する文科省の井出庸生副大臣も、自民党の「点検結果」には名前が含まれていなかったが、昨年の衆院選で関連団体の選挙応援を受けていた。「主な街頭演説会場に聴衆として連れ立ってご参加いただくなどの応援をいただいた」という。それは「組織的な動員」とどう違うのか。

 井出氏は“政策協定”の文書を提示され、署名は断ったというが、質問権行使も所轄する文科副大臣が利害関係者で、公正な判断ができるのか。

 井野俊郎・防衛副大臣は20日の参院予算委で教団関係者にパーティー券8万円分を購入してもらったことを明らかにした。赤旗日曜版(10月30日号)は、15年に教団側が井野氏の後援会「俊世会」を設立したことや、16年に法務政務官に就任した井野氏が教団関係者を法務省見学に招待し、政務官室にまで招き入れたと報じている。

 「宗教法人、被害者救済、日韓トンネル(国交省)、防衛安保など、教団との付き合いが職務に関わる副大臣は少なくとも辞めてもらうしかないが、関係が発覚するたびに政務三役を更迭していたらキリがない。まったく関係を持っていない人を探すのが大変なほどです。それだけ自民党と旧統一教会の関係は深く、もはや一体化しています」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)

 旧統一教会だけでなく、自民党にも解散命令が必要かもしれない。

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