６月７日（月）　匿名の誹謗と中傷は許さない：五十嵐仁の転成仁語：SSブログ

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６月７日（月）　匿名の誹謗と中傷は許さない　[日常] [編集]

　またも、馬鹿げたコメントが書き込まれています。以下のようなものです。

小泉・竹中よりもっと凶暴な管・仙石の’全共闘的’新自由主義の王政復古をたたえる五十嵐仁なのか、塩田庄兵衛が、こんなバカに指導した覚えがないと墓のなかで泣いているだろう。
by AN (2010-06-06 22:20)

ということは、五十嵐先生は菅首相の消費税増税論を支持するのですね。よくわかりました。
by NO NAME (2010-06-06 23:43)

　この2つのコメントは、名前を明示していません。すでにこの点で、無責任と言うべきでしょう。
　堂々と名乗る勇気を持ち合わせていないということです。覆面をして斬りつけるなどとは、情けない。
　斬りつけるなら、名を名乗ってからにしなさい。「無礼者、名を名乗れ！」

　「小泉・竹中よりもっと凶暴な管・仙石の’全共闘的’新自由主義の王政復古」であることを示すどのような事実があるのでしょうか。まだ何もやっていないのに……。それを「たたえ」た覚えもありませんし……。
　菅さんが年越し派遣村で大きな役割を演じたことは知っていますが、それが「小泉・竹中よりもっと凶暴」だと言うのでしょうか。「新自由主義の王政復古」を示す具体的な事実があれば、もちろん、私も批判します。
　まだ、人事構想が明らかになっただけで何も始まっていないのに、「’全共闘的’新自由主義の王政復古」だというのは予断と偏見であり、事実の裏付けのない誹謗と中傷にすぎません。歩き出す前から足を引っ張ろうとするのは『産経新聞』と同じです。

　そのうえ、塩田庄兵衛先生の名前まで持ちだすとは、卑劣極まりない。私のブログと塩田先生とは何の関係もありません。
　このようなやり方は中傷のための常套手段ですが、それだけに許せません。名前が分かるなら、名誉毀損で訴えたいほどです。
　今後、このような書き込みを見つけたら、さっさと削除します。批判をするなら、私に対して、それも具体的な事実を踏まえたものにして下さい。

　もう一つの「NO　ＮＡＭＥ」は、何回にも渡って愚かな書き込みをしてきた過去があります。それに、ハンドル・ネームが「NO　ＮＡＭＥ（名無し）」だなんて、ふざけています。
　それ以上にふざけているのは、「菅首相は政府として消費税を上げると明言しましたが、それでも五十嵐先生は菅政権を支持するのですか」「菅首相の消費税増税論を支持するのですね」という書き込みです。
　このような質問が出るということは、これまで私の書いてきたことを読んでいないということでしょう。あるいは、読んでも理解できなかったということかもしれません。
　このような質問には、４月19日のブログ「『秘密の花園』と『大きな落とし穴』－税制改革における消費税増税論の陥穽」http://igajin.blog.so-net.ne.jp/2010-04-19を読みなさいと言うだけで十分です。これを読めば、消費税について、私がどのようなスタンスを取っているか分かるはずです。

　これを含めて、これまでのブログをちゃんと読んでいる人であれば、消費税の引き上げを行う政権を支持するのか、などという馬鹿げた質問は出ないはずです。まして、「菅首相の消費税増税論を支持するのですね」などという、トンチンカンなことを書けるはずがありません。
　こういう、言わずもがなの質問は、他の読者の迷惑になりますので、今後はしないようにしていただきたいと思います。以前にも書きましたが、今後、このような愚かなコメントは削除させていただきます。
　なお、菅新政権が消費税に対してどのような方針を出すかも、これからの注目点です。「政府として消費税を上げると明言」した事実は、寡聞にして知りません。
　いつから、どれだけ上げると「明言」したのでしょうか。もし、それが事実であれば、もちろん、私は反対し批判します。

　この問題を含めて、菅新政権に対する私のスタンスは、これまでの政権に対してと同様、是々非々です。具体的な事実や言動に対して、良いことは良い、悪いことは悪いと書きます。当たり前のことですけど……。
　それに対していちいち、政権を支持しているのかとか、反対しているのかなどと質問しないでいただきたいものです。それは、ご自分で判断してください。
　時の政権への評価は、皆さん自身が自分で考えて行うことの方が大切でしょう。私の意見は、その参考にすれば良いだけの話です。

　コメントするなら、もう少しちゃんと考えてから書いてください。今後、匿名の誹謗・中傷はコメント欄から削除させていただきます。

2010-06-07 06:47 nice!(0) コメント(11) トラックバック(0)

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数年前からずっと先生のブログを読んでいますが、最近コメントを投稿し始めました。
誹謗中傷コメントに対して、烈火の如く怒っておられますが、如何にも先生らしいなと改めて親近感を抱いてしまいました。
他のブログもいっぱい読んでいますが、どうも皆演説を一方的に聞かされているようで、内容には賛同するものの、「一体この人はどういう人間なのか？」がつかめず、「今はこう言ってるけれど、将来は主張が変わるのではないか？」という懸念を払拭できないのです。ナベツネや猪瀬直樹に限らず、日本人には「転向」という特技がありますから、「コイツはどういう人間なのか？」をはっきり捉えていないと、将来、言を180度引っくり返されて痛い目にあうのは我々の方ですからね。
猪瀬直樹は信州大学の全共闘議長でしたが、東京大学の全共闘議長は今、東京の某予備校の物理の先生、日大の全共闘議長は広島の田舎で自動車修理工場をやってるとか、以前の思想を捨ててしまっていて、これも「転向」でしょう。
五十嵐先生は学生時代から変わらない道を追求していると思います。だから、私はこういう人の言うことには耳を傾けます。
大体私は人を信じやすい。創価学会の池田大作氏も何十年信じ続けて応援して来ました。私がこの世界に求めるものを彼なら実現してくれると思ったからです。しかし、ネット時代になってから色々調べるうちに、私が彼の虚像を信じていたことが分かりました。公明党も組織から与えられた虚像を信じていたことが分かりました。

五十嵐さんのブログの文章は他とちょっと違うんですね。文章にユーモアがあるし、美味しい刺身に目を細めて、ぱくついている先生の姿が見えて来るんですね。痛風の発作の痛みに耐えている様子とか、風呂場で転んで腰をしたたか打ちつけたとか、ブログを面白くするためにワザと書いているという感じは受けず、自分の日常に起こったショッキングな出来事を読者と共有したいという気持ちがあるのだろうと思います。自分の研究室の同僚に話しかけるような気持ちで、書いているのだろうと思います。

普通の管理人なら、黙って無視か削除してしまう誹謗投稿にも、なぜ削除するのか、そういう質問にはなぜ答えないのか、そういうことまで説明されています。強盗に対しても、なぜ強盗がいけないのかを丁寧に説明するような誠実さを感じます。「先生らしいな」と書いたのはそういうことなんです。基本的に先生には「人間に対する愛情」がありますね。愛情あるように振舞う人は世間に一杯いますが、ホントにそれがある人というのは殆んどいませんね。
「人間に対する愛情」がない人は私の敵です。時と場合によって、ひどいことを平気で実行するからです。スターリン、ヒトラー、ナベツネ、コイズミ等々。
先生のブログは「読む」というよりも先生のお喋りを「聞く」という感覚です。
先生の生身を感じることが出来ます。
人間好きで、若い時代世界を回って世界中の人間と接して来た私の五十嵐観は間違っていないと思います。それとも間違ってますかね、先生？
それから、徹頭徹尾、労働者、貧乏人の立場に立たれている姿勢、涙が出るほど嬉しいです。

by 小川真一 (2010-06-07 11:46)

　このような評をいただくとは、思っていませんでした。私にとっては、過分の誉め言葉で、痛み入ります。昔からお読みいただいているようで、これだけきちんと読んでいただければ、おかしな質問や言いがかりのような書き込みはなくなるのでしょうが。
　私としては、ただ書きたいことを書きたいように書いているだけです。それが、お気に召せば読み続けていただき、気にくわなければ読まなければ良いという気持ちです。お互いを啓発するような有益なコメントは、もちろん歓迎いたしますけれど。
　これからも、「お喋り」を聞いていただければ幸いです。人間好きで酒好な、私の気ままなお喋りを。
五十嵐仁　拝
by igajin-sonet (2010-06-07 13:45)