SSブログ

1月29日(月) 講演と執筆に追われてブログを更新する余裕がない [日常]

 昨日、宮前田園革新懇の学習会で講演した後、帰りぎわに参加者の1人から声をかけられました。そして、こう言われたのです。
 「最近、ブログ更新されていませんね。」
 痛いところをつかれました。前回の更新は1月19日でしたから、10日間近くも更新していなかったことになります。

 更新が途絶えた原因はサボっていたということですが、忙しくてその余裕がなかったということでもあります。その理由は二つあります。
 一つは、講演の依頼が多く、1月20日以降に集中していたということです。もう一つは、学習の友社から刊行する予定の新著の準備に時間が取られているということです。
 しかも、雪が降ったりして、その混乱に巻き込まれることもありました。結局、忙しさにかまけて、ブログの更新にまで手が回らなかったのです。

 1月分の講演の予定は、すでに1月5日のブログでお知らせしてあります。それは、以下のようなものでした。

1月20日(土)14時 産業文化センターホール:埼玉5区市民連合
1月21日(日)13時30分 つくば市ふれあいプラザ:安倍9条改憲NO!市民アクションつくば連絡会準備会
1月23日(火)10時30分 埼玉平和委員会
1月24日(水)19時 文京シビックセンター:出版共産党後援会
1月26日(金)14時 北多摩西教育会館:都教組
1月27日(土)13時30分 秋田県民会館ジョイナス:秋田9条の会
1月28日(日)14時 川崎市宮前市民館:宮前田園革新懇
1月30日(火)19時 吹田市職員会館:吹田市労連春闘学習会

 20日から30日までの11日間で、8回の講演が続く予定でした。このうち、大雪になった翌日の1月23日の埼玉での講演は中止になりましたが、それ以外は実施されています。
 昨日まで3日間、連続での講演がありました。3日前の夜に国立で講演し、一昨日は秋田で講演して一泊、昨日の宮前田園革新懇での講演はそこから帰ってくる途中だったのです。
 実はまだ、このような講演による繁忙期は終わっていません。予定にもあるように、明日は吹田市労連の春闘学習会で大阪に行き、2月1日には戦争法廃止を目指す大島の会、3日には市民連合おうめ、4日にも東京革新懇総会での講演があり、都合、1月20日から2月4日までの16日間で10回の講演をすることになります。

 これほど講演依頼が殺到することは、私の経験でもそうあることではありません。話の内容は、総選挙の総括、情勢の特徴と課題、安倍9条改憲の背景と危険性、3000万署名運動への取り組み、市民と野党の共闘の経験と教訓など、多岐にわたります。
 それぞれの講演は共通する部分もありますが、全て同じだというわけではなく、依頼されるテーマに応じて微妙に異なったレジュメを準備しなければなりません。もちろん、行き先の場所や経路の確認なども必要です。秘書などはいませんので、全て自分で手配しなければなりません。
 というわけで、この間、めったにない講演の集中に忙殺されアタフタしていたというわけです。各地でお世話になった皆さんに、この場を借りてお礼申し上げます。

 この講演の合間を縫って、時間を見つけては新著の原稿を書きなおしていました。これもブログの更新に手が回らなかった原因です。
 当初の構想では、これまで書いてきた論攷をまとめて出そうというものでしたが、時間が経つにつれて手を入れる必要が出てきました。相互の重複も整理しなければならず、大幅に書き換えています。
 まだ、執筆完了のめどが立っていません。新年草々に刊行するとお知らせしましたが、早くても3月頃になりそうです。

 通常国会が始まり、安倍首相の施政方針演説がありました。代表質問が終わって、いよいよ予算委員会での質疑も始まります。
 沖縄では注目の名護市長選が告示され、2月4日の投票日に向けて激しい選挙戦が展開されています。南城市に続いて名護市でも「オール沖縄」の候補として稲嶺進さんに何としても当選していただきたいと思います。
 このような時期ですからブログで書きたいことは山ほどありますが、その時間がありません。やむを得ず論攷のアップくらいでお茶を濁すことになると思いますけれども、ご理解いただければ幸いです。

nice!(0) 

1月1日(月) 明けまして、おめでとうございます [日常]

 昨年は、都議選・総選挙と大波乱の1年でした。「活路は共闘にあり」と訴える講演などは70回を超え、過去最高を記録しました。
 新年早々、新著『激突 安倍政権―9条改憲阻止のために』(仮題)の出版を準備しています。お目に留まることがありましたら、ご笑覧いただければ幸いです。
 引き続き、「共闘の伝道師」として全力で走り続ける所存です。本年も忙しい1年になりそうですが、よろしくお願いいたします。

 2018年元旦

nice!(0) 

12月29日(金) 2017年の仕事 [日常]

 2017年の仕事納めになりました。年初に『活路は共闘にあり―社会運動の力と「勝利の方程式」』という新著を刊行し、「共闘の伝道師」として、講演で全国を走り回った1年でした。
 北海道と沖縄以外の地方に、お邪魔させていただきました。この場を借りて、お世話になった皆さんにお礼申し上げます。ありがとうございました。
 夏の都議選での大波乱と突然の解散・総選挙に翻弄された年でもあります。その嵐のような2017年も、間もなく幕を閉じようとしています。

 さて、 例年のように、1年間の仕事をまとめさせていただきたいと思います。今年は例年にも増して執筆や講演の依頼が多く、拙著を1冊、論攷・インタビュー・談話・メッセージ・書評・講演記録などが38本、講演・報告などが73回、発言・街頭演説・あいさつなどは17回に上りました。
 総選挙直前に左腕の上腕骨最上部の丸くなっている大結節部をはく離骨折し、その下にも数本のヒビが入り、手首にもヒビが入ったために左腕が使えず、多くの方にご迷惑をおかけしてしまいました。この機会に、お詫びさせていただきます。
 とはいえ、それでも講演を休むことはありませんでしたが。

(1)論攷・インタビュー・談話・メッセージ・書評・講演記録など(38本)

・「メッセージ」『非核の政府を求める会ニュース』第315号、2016年12月15日・2017年1月15日合併号
・「見えた 勝利の方程式」『女性のひろば』No.455、2017年1月号
・「アメリカ大統領選挙でのトランプ当選をどう見るか」『はちおうじ革新懇話会』第72号、2016年12月25日付
・「2017年を飛躍の年に―アベ暴走政治の破綻と政治革新の展望」『学習の友』No.762、2017年2月号
・「政治転換の機は熟している」日本平和委員会『平和新聞』第2128号、2017年1月15・25日合併号
・「野党共闘の前進をめざす春闘」『季刊 金属労働研究』通巻第141号、2017年1月号
・「市民と野党の共闘でアベ政治の流れをかえよう!」川崎区革新懇「11.2講演と交流のつどい」記録集
・「安全保障法制・憲法改正・外交・基地問題」『大原社会問題研究所雑誌』No.700、2017年2月号
・「『勝利の方程式』を解く」『全国革新懇ニュース』第387号、2017年3月号
・「野党共闘で『勝利の方程式』―新潟県革新懇全県のつどい」『三條新聞』2017年4月17日付
・「勝利の方程式学ぼう」『しんぶん赤旗』2017年4月17日付
・「法大名誉教授が政権交代を訴え」『山梨日日新聞』2017年4月23日付
・「『壊憲』より『活憲』を」『下野新聞』2017年5月4日
・「情勢の特徴と勝利の方程式」『全国革新懇第37回総会記録集』2017年5月20日・東京
・「ポピュリズム―民主主義の危機にどう向き合うか」『しんぶん赤旗』5月28日付
・「安倍暴走に審判の好機」『しんぶん赤旗』2017年6月27日
・「都議選結果 安倍政治への怒りの表れだ」『連合通信・隔日版』№9212、2017年7月4日付
・「いま闘うことは、いちばん良い時代を生きてきた人間の責任」『ねっとわーく京都』No.343、2017年8月号
・「「安倍一強」崩したマグマ」『東京民報』第1994号、7月9日付
・「都議選結果が示したもの アベ暴走政治は止められる」『全国商工新聞』第3273号、2017年7月24日付
・「共謀罪、「森友」「加計」学園疑惑国会の総括と今後の課題」『学習の友』No.768、8月号
・「「政治の劣化」「行政の劣化」とは何か―どこに問題があるのか、どうすべきか」『法と民主主義』No.520、2017年7月号
・「「こんな人たち」の怒りが噴出した都議選」『東京革新懇ニュース』第424号、2017年8月5日付
・「共闘のレベル上げてこそ」『しんぶん赤旗』8月24日付
・「「水に落ちた安倍は打て」―安倍内閣打倒に向けての追撃が始まった」『日本科学者会議東京支部つうしん』No.599、2017年9月10日号
・「対談 『安倍改憲』を阻む道と『なくす会』の運動」『NO消費税』第313号、2017年9月号
・「政治転換の機は熟した「勝利の方程式」で追撃開始」『神奈川革新懇ニュース』10月号
・「裏切らない党の真価」『しんぶん赤旗』10月6日付
・「「劇場」選挙に惑わされず、市民と立憲野党の力で歴史を変えよう」『全国革新懇ニュース』第393号、2017年10月号
・「活路は共闘にあり!」『しんぶん赤旗』2017年11月4日付
・「安倍政権ときっぱり対決 野党共闘 新段階」『しんぶん赤旗』日曜版2017年11月5日付
・「共産党の「犠牲バント」で「得点」を挙げた立憲民主党」『東京革新懇ニュース』第427号、2017年11月5日付
・「混乱のるつぼの中から沸き上がった希望と展望」日本科学者会議の『東京支部つうしん』No.601、2017年11月10日付
・「共闘こそが活路」『平和新聞』2017年11月5・15日合併号
・「衆院選を教訓に、市民と立憲野党の共闘の深化を」『法と民主主義』No.523、2017年11月号
・「総選挙の結果と安倍9条改憲をめぐる新たな攻防」『月刊 憲法運動』通巻466号、2017年12月号
・「試練を乗り越えて刷新された野党共闘」2017年・勤労者通信大学・通信『知は力 基礎コース6』
・「逆流を乗り越え試練に耐えて真価を発揮した『勝利の方程式』」『地域・職場・青年革新懇全国交流集会㏌愛知 記録集 いま、わたしたちが政治を変える』

(2)講演・報告など(73回)

・1月20日:新婦人町田支部「市民と野党の共闘で政治を変えよう」
・1月27日:八王子労連春闘学習会「17春闘をめぐる情勢と課題」
・2月4日:世田谷区職労春闘学習会「17春闘の情勢・特徴と課題」
・2月11日:宮崎第81回憲法と平和を考えるつどい「暴走の政治からどう抜け出すか―憲法と平和を守るために」
・2月18日:政治を変えよう!いなぎ市民の会「市民と野党共闘の到達点と政策づくり」
・2月21日:戦争させない江戸川の会「日本と今を縦横に語る―トランプと安倍政治・安保&日米同盟・野党共闘」
・2月22日:川越地方・地域総行動「暮らしと憲法を守るために野党共闘の前進を」
・3月7日:神奈川県労働者学習協会「緊迫する情勢と学習活動の重要性―「勝利の方程式」を正しく解くために」
・3月16日:鹿児島県春闘共闘委員会「17春闘をめぐる情勢の特徴と課題」
・3月19日:三多摩青年合唱団「歌声は平和の力―危機の時代を生き抜くために」
・3月20日:東京憲法会議憲法施行70年・憲法講座「市民と「立憲野党」の共闘で憲法が活きる日本に!!―社会運動の力と「勝利の方程式」」
・3月27日:大田革新懇「区民と野党の共闘めざす春を呼ぶつどい―激動する日本、希望の道、勝利の方程式を語る」
・4月1日:選挙で変える4区船橋市民の会・発足集会「アベ政治の行き詰まりと「市民連合」への期待」
・4月13日:多摩区革新懇・麻生区革新懇「政治の危機と「勝利の方程式」」
・4月14日:渋谷9条の会「トランプ・安倍 同盟にNOを!―貧しいものから死んでゆく」
・4月16日:新潟県革新懇「新しい変革の波と「勝利の方程式」―草の根からの革新運動に触れながら」
・4月22日:山梨革新懇「”勝利の方程式”が見えてきた―市民と野党の共闘で希望ある政治の実現を」
・4月28日:八王子合同法律事務所「憲法施行70年・憲法の輝く明日へ―これまでの運動と今後の展望」
・5月3日:栃木革新懇5・3憲法記念日集会「安倍政権にさよならを!―市民と野党の共闘で勝利の方程式を解く」
・5月6日:山梨県北杜市地域で人権・『共謀罪』を考える会「『共謀罪』……憲法が危ない!―狙われているのはあなたの良心」
・5月13日:全日空職場革新懇「8時間働いて普通に暮らしたい―労働時間規制の法制化の実現を」
・5月14日府中革新懇「激動の情勢切り開く市民と野党の共闘」
・5月25日:世田谷革新懇「世界を変える草の根からの共同―日本の運動はどこまできているか」
・5月28:革新の会しが「政治の混迷と危機打開への道―活路は共闘にあり」
・6月7日:年金者組合八王子支部「豊洲移転計画の闇―見直しへ動かした市民運動」
・6月9日:鎌倉・市民アカデミア「日本政治の表と裏」
・6月10日:岩槻革新懇「憲法とくらしを守る市民と野党の共同を」
・6月12日:戦争法の廃止を求める宗教者の会「国政を変えるカギはどこにあるか」
・6月17日:京都革新懇「安倍政権打倒の「勝利の方程式」―革新懇運動の役割とは何か」
・6月24日:埼玉15区市民の会「市民と野党の共闘で 安倍政権の憲法改悪を許さない」
・7月8日:山梨革新懇郡内連絡会「勝利の方程式”が見えてきた―市民と野党の共闘で希望ある政治の実現を」
・7月9日:練馬革新懇「許してなるものか!アベ“壊”憲―施行70年 日本国憲法を今こそ生かそう!」
・7月15日:東京都障害児学校教職員組合「私たちは戦争へのいかなる道も許さない―活路は共闘にあり」
・7月16日:新潟市秋葉区9条の会「市民と野党の共同で 憲法9条を守りぬこう」
・7月17日:許さない!戦争法 オール板橋行動「都議選結果と市民運動の課題」
・7月18日:三多摩革新懇世話人会「都議選後の情勢をどうとらえるか―安倍政権打倒に向けての追撃戦が始まった」
・7月22日:島根革新懇「見えてきた「勝利の方程式」―市民と野党の共闘の新たな一歩を」
・7月23日:鳥取県革新懇・鳥取市革新懇「見えた!「勝利の方程式」―市民と野党の共闘で新たな一歩を」
・7月25日:兵商連「激動の情勢にどう立ち向かうか」
・7月29日:徳島革新懇「活路は共闘にあり―市民と野党の共同で希望ある政治の実現を」
・7月30日:愛媛革新懇「活路は共闘にあり―市民と野党の共同で希望ある政治の実現を」
・8月5日:新座革新懇「活路は共闘にあり―市民と野党の共同で政治を変えよう」
・8月26日:京建労主婦の会「市民と野党の力で歴史を変えよう」
・8月30日:東京土建調布支部「憲法9条を守るには 護憲と活憲の両方が必要だ」
・9月2日:神奈川革新懇「激動の情勢と革新懇運動の役割」
・9月3日:横浜市中区革新懇「激動の政治情勢と市民・野党共闘の役割」
・9月9日:北九州革新懇「市民と野党の共闘で政治革新の道を切り開こう」
・9月10日:船橋革新懇「市民の行動+野党の共闘は 勝利の方程式」
・9月23日:東京自治労連「安倍9条改憲No! 「憲法を活かす全国統一署名」の意義と課題」
・9月24日:なかいた・ときわ台9条の会「安倍9条改憲の狙いとその背景」
・10月1日:群馬革新懇「活路は市民と野党との共闘―政治の現状と打開への展望」
・10月8日:小金井革新懇「10月解散・総選挙を読み解く!―解散・総選挙に関する諸問題と市民・野党の共闘の課題」
・10月9日:みずほ革新懇「〝本気の共闘〟に未来」
・10月11日:神奈川県学習協会「安倍「改憲」はどこまできているか」
・10月26日:市民連合あだち「総選挙の結果と市民連合の課題」
・10月30日:私鉄「連帯する会」「総選挙の結果と野党共闘の課題」
・11月4日:神奈川県レッド・パージ反対同盟「レッド・パージと日本の民主主義」
・11月4日:中原革新懇「政治的暴風の中でも前進した「市民と野党の共闘」」
・11月8日:三多摩法律事務所「総選挙後の改憲をめぐる情勢と私たちの課題」
・11月11日:労働者教育協会「今日の政党・政治運動―ポピュリズムとの関連をめぐって」
・11月12日:赤塚・成増九条の会「2020年の9条改憲施行を許さず―憲法の平和主義と立憲主義を守るたたかい」
・11月15日:三多摩革新懇世話人会「総選挙の結果と今後の展望について」
・11月19日:全国革新懇全国交流集会「逆流を乗り越え試練に耐えて真価を発揮した『勝利の方程式』」
・11月23日:鷺宮反核・平和のつどい「憲法9条に自衛隊を 書きこむって??―私たちはどうする?」
・11月25日:安倍9条改憲NO!上田地域市民アクション「安倍9条改憲の危険と止める力」
・11月26日:山形県革新懇「総選挙の結果と革新懇の課題」
・11月30日:自治労連2018年国民春闘討論集会「総選挙の結果と安倍9条改憲をめぐる闘いの展望」
・12月1日:9条の会八王子市内連絡会「9条改憲NO!の国民大運動を」
・12月3日:越谷革新懇「総選挙の結果と今後の市民運動の役割」
・12月5日:スイートピーお喋り会「第2次世界大戦の歴史から何を学ぶか―アジア・太平洋地域における戦争の教訓」
・12月10日:保団連東海ブロック「総選挙結果を受けて、日本社会の行方を考える―今後の市民運動の役割に触れて
・12月15日:千葉市革新懇「安倍9条改憲阻止に向けての革新懇運動の役割」
・12月16日:富山革新懇「総選挙の結果とこれからの革新懇の課題」

(3)発言・街頭演説・あいさつなど(17回)

・1月13日:八王子労連新年のつどいあいさつ
・1月17日:農民連第22回大会へのあいさつ
・1月21日:東京革新懇総会での発言・新春のつどいで乾杯の音頭
・2月26日:鈴木ゆうじ新春のつどいでのあいさつ
・3月4日:東京革新懇事務局(室)長会議でのあいさつ
・5月19日:都議選支援グループへのお礼のあいさつ
・5月20日:全国革新懇総会での発言
・5月23日:都議選決起集会での清水ひで子候補への激励のあいさつ
・5月27日:労働者教育協会総会での発言
・6月11日:ノーウォー八王子アクションでのスピーチ
・6月25日:都議選での清水候補応援演説
・8月13日: 都議選での清水候補の当選を祝う会でのあいさつと乾杯の音頭
・9月16日:ノーウォー八王子アクションでのスピーチ
・10月15日:浦和で街頭演説
・11月3日:国会前包囲集会で演説
・12月8日:民主青年同盟第41回大会へのあいさつ
・12月23日:西東京市民パレード・特別発言

 週末の土日は、現役時代より忙しいほどでした。その代わり、平日は休んでおりましたが。
 憲法9条を守り、戦争への道を阻止し、平和で安心して暮らせる国にしたい。普通に働けばまともな暮らしができる当たり前の社会にしたい。セクハラやパワハラに苦しむ人、米軍機からの落下物などの被害者、在日の方やLGBTなどの少数者・弱いものがバッシングされたりいじめられたりしない世の中にしたい。
 そのためには、政治を変えて社会を立て直すことが必要です。各地で芽を出してきた草の根からの多様な共闘と統一の力を育て、実らせていくことこそ、唯一の活路ではないでしょうか。
 来る2018年こそ、新しい日本への扉を開く1年にしたいものです。皆様、良いお年をお迎えください。

nice!(1) 

12月3日(日) ようやく繁忙期を脱することができたようだ [日常]

 忙しい毎日でした。そのうえ、骨折した左腕がままならない日々でした。
 そのような繁忙期も、ようやく脱することができたようです。骨がくっついて左腕も使えるようになり、ブログを書く余裕が生まれました。

 昨日は、「平和・暮らし・環境 八王子学術文化の会」の「横田基地視察と初冬の狭山逍遥」バスツアーでした。この会は、私が八王子市長選挙に立候補したことをきっかけに誕生したものです。
 学術・文化関係の方々が私を支援するということで、連絡会のようなものを作ってくださいました。それを選挙後も存続させようということになり、私が会長を引き受けています。
 この会のほとんど唯一ともいえる重要なイヴェントが、春と夏のバスツアーです。八王子市内や近郊の「平和・暮らし・環境」や「学術文化」にかかわる場所をこの目で見て回り、併せて相互の親睦を深めようという趣旨で取り組んできました。

 今回は、このバスツアーの4回目に当たります。中心的な目的は横田基地の視察と騒音訴訟についての学習でした。
 ツアーの行程は、JR八王子駅から出発し、まず拝島の石川酒造で見学と試飲、その後、横田基地の横にあるディスカウント・ストアー「ドン・キホーテ」の4階から基地を俯瞰し、巨大量販店「ジョイフル本田」のフードコートで昼食を摂り、瑞穂町資料館で基地を上空から撮影した巨大な写真を見てから、野山北公園を散策して紅葉を楽しむというものです。帰り際には、横田基地のサウス・ゲートから中を垣間見ることもできました。
 横田基地騒音訴訟については第2次新横田基地公害訴訟の弁護団長である関島弁護士、横田基地については訴訟の原告団事務局長の清水さんからガイドしていただきました。22人乗りのマイクロバスが満員になるほどの充実した内容です。

 私は、東京都立大学に入学したての1969年に、仲間と語らって横田基地を訪問したことがあります。「訪問」とは言っても中に入れるはずもなく、一日かけて周りを歩きまわただけですが。
 その時も基地の広大さを痛感しましたが、今回も周りをバスで走り、中を垣間見て全体の写真を俯瞰したりして、その巨大さを改めて実感しました。このような巨大な米軍基地が首都の郊外に存在し戦争の拠点となっている異常さと、それが周囲の住民に騒音被害などの大きな犠牲を強いていることに怒りを感じたものです。
 基地南側の五日市街道を通過するときに渋滞に巻き込まれましたが、これも約4000メートルの滑走路を持つ基地があるために道路を通せず南北を迂回せざるを得ないという基地被害にほかなりません。沖縄の普天間飛行場など市街地にある基地には同じような問題が生じています。

 いつまでこのような状態を続け、基地あるが故の不便や危険を耐え偲ばなければならないのでしょうか。安保条約による義務に縛られ日米軍事同盟が必要とされている限り、このような現状が打開される見通しはありません。
 しかし、現在の政府も主要な政党も、安保条約を変えて軍事同盟から抜け出す展望も政策も掲げていないのです。北朝鮮など周辺諸国との関係を改善して緊張を緩和するという点でも無能と無策をさらけ出し、基地なき未来へのビジョンさえ提示することができていません。
 横田基地の現状は、米軍基地の負担と被害に苦しむ沖縄と同様に、隷従によってアメリカの事実上の植民地となっている日本のあり方を象徴しています。そこから抜け出すためには、もちろん周辺諸国など安全保障環境を変えることが必要ですが、そのためにも日本の政治を転換しなければなりません。

 それが、いつのことになるかは分かりませんし、多くの困難が伴うことも明らかです。しかし、そのような目標とビジョンを持たなければ、未来永劫、軍事基地による負担や被害から逃れることはできないのです。
 軍事力に頼ることのない安全確保と軍事同盟によらない平和の実現は、いつになったら可能になるのでしょうか。横田基地が占めている広大な空間を、戦争と軍事のためにではなく平和と民生のために活かせるような時代を早く実現したいものです。

nice!(0) 

11月27日(月) あまりにも忙しすぎてブログを更新する余裕がなかった [日常]

 我が家に帰宅したら、電話があったと妻から伝えられました。この間、ブログが更新されなかったので、心配して問い合わせてきた方がいたのだそうです。
 「心配されるなんて、ありがたいわね」と言われました。その通りで、ブログ執筆者冥利に尽きます。

 ブログの更新が途絶えたのは、あまりにも忙しすぎて書く余裕がなかったからです。総選挙が終わってから、超多忙状態に陥りました。
 しかも、左腕は骨折していて使えず、ずっと片手で入力していましたから、右腕が疲れてしまいました。ようやく最近になって両手を使えるようになりましたが、まだ左肩には痛みが残っています。
 忙しいのに、作業効率が低下していました。というわけで、なるべくキー入力の回数を減らそうと思い、ブログの執筆をひかえていたために皆さんにご心配をおかけすることになりました。

 総選挙後に頼まれていた論攷は6本に上ります。短いもの2本、長いもの3本、中間の長さのものが1本です。
 短いものはすでに書いて発表されています。このブログに掲載した以下の2本です。

11月9日(木)共産党の「犠牲バント」で「得点」を挙げた立憲民主党(『東京革新懇ニュース』第127号、11月5日付)
11月15日(水)混乱のるつぼの中から沸き上がった希望と展望(日本科学者会議『東京支部つうしん』No.601、2017年11月10日付)

 この他に、以下の2本の談話もアップしています。

11月7日(火)安倍政権ときっぱり対決 野党共闘 新段階(『しんぶん赤旗』日曜版2017年11月5日付)
11月13日(月)共闘こそが活路(日本平和委員会『平和新聞』2017年11月5・15日合併号)

 長いものは、これから活字になって出てきます。すでに初校まで終了しているのは、『法と民主主義』と『月刊憲法運動』に掲載される予定の2本です。
 執筆中のものは、『月刊全労連』と労働者教育協会の『知は力』に掲載予定の論攷です。前者は14000字、後者は5000字となっていて、締め切り日が一緒なので四苦八苦しながら並行して書いています。

 これらの論攷を執筆しながら、11月には11回の講演、12月には8回の講演を行うことになっており、そのためのレジュメづくり、地方に出かける場合は旅行の手配などの準備があります。講演に出かければ、半日以上は執筆できません。
 今日も、先ほど講演旅行から帰って来たばかりでした。25日(土)の午後に長野県上田市で講演し、そこで宿泊して26日(日)の午後に山形での講演がありました。
 今日は午後からの会議があるものだと勘違いして、山形に泊まりました。幸い、会議は中止になっていたために、予定よりも早く帰ってこられたというわけです。

 これからも、まだブログの更新は難しいと思います。繁忙期が終わるまで、もう少しお待ちいただければ幸いです。
 なお、今後も、以下のような講演が決まっています。お近くの方や関係者の方に沢山おいでいただければ幸いです。

11月30日(木)13時20分 名古屋名鉄ニューグランドホテル:自治労連春闘討論集会
12月1日(金)18時 八王子市北野市民センター:9条の会八王子市内連絡会
12月3日(日)13時30分 埼玉県越谷市中央市民会館:越谷革新懇
12月5日(火)13時30分 八王子由井市民センターみなみ野分館:スイートピーおしゃべり会
12月10日(日)13時 愛知県保険医協会伏見会議室:保団連東海ブロック
12月15日(金)13時30分 千葉市民会館:千葉市革新懇
12月16日(土)13時30分 富山市明治安田生命ホール:富山県革新懇
12月23日(土)14時 西東京市田無庁舎前広場:西東京革新懇

nice!(0) 

10月1日(日) 総選挙公示直前の大事な時に転んで骨折してしまった [日常]

 散歩中に転んで、左腕上腕骨の一番上、左肩の大結節を骨折してしまいました。左手首にもヒビが入っているようです。
 総選挙の公示が10日後に迫っているという大事な時にこのようなことになってしまい、大いに反省しています。左手首と左肩は固定されて全く使えず、このブログも右手だけで書いており、これからも思うように発信することはできないでしょう。

 一昨日の夕方のことでした。我が家の近くの南浅川べりの桜並木の下を歩いているときです。
 地面を這っている桜の根っこに気づかず、けつまずいて転んでしまいました。とっさに左腕で体をかばったのですが、その時に左腕と左肩に全体重がかかったのでしょう。
 左肩に強烈な痛みが走り、腕が上がらなくなりました。昨日の朝、病院に行ってレントゲンを撮ったら大きな怪我をしていることが分かりました。

 実は、4月にも同じような所で同じように転んで、額をすりむいて治療を受けたことがありました。注意して歩いていたのに、また同じことを、前よりももっと悪い形で繰り返してしまったことになります。
 南浅川べりの散歩は私の日課ですが、走っているときはともかく、ラジオを聴きながら歩いているときはついつい考え事をしてしまいます。一昨日も、昨日の中野晃一さんを迎えての東京革新懇による学習交流会やその後の八王子市民連合のキックオフ宣伝でどのような話をどのようにしようかと、あれこれ考えながら歩いていました。
 もともと私は左目しか見えませんから遠近感が分かりにくく、しかも夕方で日が陰って足元が見えづらくなっていましたので、木の根っこに気が付かなかったのです。考え事をし始めると、それに集中してしまうのが私の癖でもあります。

 ということで、このような仕儀となって昨日の予定をキャンセルせざるを得ず、多くの方にご迷惑をおかけしてしまいました。誠に申し訳ありません。この場を借りてお詫び申し上げます。
 なお、10月の講演などの予定は、以下の通りです。突然の総選挙実施のために中止が相次いで半分になりました。
 骨折しましたが話をするのに支障はありませんので、予定通りやらせていただくつもりです。お近くの方や関心のある方に足を運んでいただければ幸いです。

10月1日(日)13時30分 前橋市総合福祉会館:前橋革新懇
10月8日(日)14時 小金井市前原暫定集会施設:小金井革新懇
10月9日(月)14時 佃公民館:みずほ革新懇
10月11日(水)18時45分 横浜健康福祉センター:神奈川県学習協会
10月30日(月)14時30分 伊東ホテル聚楽:私鉄連帯する会全国交流集会

nice!(0) 

8月14日(月) ようやく1週間の帰省と休養、充電期間が可能になった [日常]

 明日、故郷の新潟・上越市に帰省します。1週間ほどの休養を取り、充電に努めたいと思います。
 実家の集落は日本海に近い古砂丘の上にあり、陸側は水田が海のように広がっています。その彼方には頸城連山が横たわり、子ども時代には「その向こう」に思いをはせていたものです。

 そして今は、「その向こう」のはるか遠くに住んでいます。「思えば遠くに来たもんだ」という歌の文句にある通りの人生になってしまいまいました。
 穀倉地帯新潟の専業農家の長男であったにもかかわらず、その家業を継ぐことなく縁遠い大学での研究者生活を送ってきました。その意味でも、「遠くに来た」ということになります。
 その学者人生もすでにリタイアしてしまいました。とはいえ、講演や執筆などに追われる日々を送っており、社会活動や運動からの「引退」はまだまだ先のことになりそうです。

 世界では、アメリカと北朝鮮が互いに挑発しあい、脅しあう「チキン・レース」が始まりました。不穏な空気が漂い戦争の危機が高まっていることに、遠く離れたドイツやフランなどのヨーロッパや中南米の指導者たちまでもが冷静な対応と自制を求め話し合いでの解決を主張しています。
 しかし、すぐ隣の日本の安倍首相は「交渉のための交渉はするべきではない」と述べて話し合いに反対し、故郷に帰って夫婦での盆踊りに興じています。何という大きな違いか、なんという無責任な態度なのかと驚くばかりです。

 安倍政権はアメリカのB1爆撃機と航空自衛隊機との共同訓練を行い、グアム周辺へのミサイル発射に備えてPAC3ミサイルを島根、広島、愛媛、高知の自衛隊基地に配備しました。しかし、PAC3は射程距離数十キロと短いので届かず、ほとんど「気休め」にすぎません。
 日本だけが軍事的対応一本やりである点に危うさを感じている国民は多いでしょう。 米朝ともに戦争を望んでいるとは思えませんが、偶発的な衝突の可能性は否定できません。
 戦争ではなく対話によって問題を解決するべきであるということを、各方面に訴える必要があります。政府は「武力による威嚇」を禁じた憲法9条に沿った冷静な対応に努めるべきでしょう。

 このような時に故郷に帰って休みを取るのはいささか気が引けますが、これも冷静な対応の一環ということでお許し願いたいと思います。情勢に流されず、一喜一憂することなく日常の生活を送ることこそ、私たち庶民にできることなのですから。
 『日刊ゲンダイ』8月12日付は、「『死に体』安倍政権を待つ時限爆弾」という記事で「心ある有権者は、帰省先で先祖に手を合わせながら、「政権打倒」を誓った上で、お盆休みを満喫して欲しい」と書いています。私は「心ある有権者」を自任していますから、「帰省先で先祖に手を合わせながら、『政権打倒』を誓った上で、お盆休みを満喫」させていただこうと思います。

 ということで、しばらくの間、このブログをお休みさせていただきます。来週の中ごろには再開しますので、ご了承いただければ幸いです。


nice!(0) 

6月14 日(水) 祝!! 850万アクセス [日常]

 本日、このブログ「五十嵐仁の転成仁語」へのアクセス数が850万を越え、8500179となりました。ブログを開設する前に公開していた「五十嵐仁のホームページ」へのアクセスが150万を超えていましたから、累計で1000万アクセスを突破したことになります。

 2011年11月に300万アクセスになり、2013年8月に500万、2014年6月に600万とアクセス数を積み重ねてきました。600万アクセスを記録した時、私は「だんだんと、大きな目標が近づいてきました。さし当り、累計で1000万アクセスを目指すという目標が」と書きましたが、今回、その目標を達成したことになります。
 続いて、「その次には、このブログでの1000万アクセスを達成したいものです。私が生きているうちにそうなるかどうかは分かりませんが、今後も引き続き書き続けていきますので、ご愛読のほど、よろしくお願いいたします」と書きました。この調子で続けていけば、「生きているうちに」達成することも難しくはないでしょう。
 この機会に、皆様の日ごろのご愛読に感謝申し上げます。ありがとうございます。

 ホームページを開設してインターネットでの書き込みを始めたのは、今ではうろ覚えとなりましたが、1998年のことではなかったかと思います。それから約20年間、ブログを書き続けて発信してきました。
 我ながら、よく続いたものだと思います。このところ更新の回数やスピードが鈍ってきたのは、流石にくたびれてきたからです。
 それに、相変わらず講演や書き物などの依頼が多く、会議などで都心に出かける機会も減るどころか増えてしまいました。せっかくリタイアしたのに、これでは「退職」ではなく「転職」ではないかと、ぼやきたくなります。

 まあ、安倍さんが首相のうちは仕方がないと諦めています。この人を首相の座から追い落として内閣を倒せば、もう少し暇になり余裕のある「老後生活」が遅れるようになるでしょう。
 そのためにも、「安倍内閣打倒」を一日も早く実現したいものです。日本政治の現状や日本の行く末を心配しなくても済むような日が少しでも早くやってくるように力を尽くすことが、今の私にできることであり私の生きがいでもあります。
 それが少しでも皆様のお役に立つことを願っています。そして、この世の中を多少とも良くするための力になることをも。

 ということで、このブログをこれからも書き続けていくつもりです。ただし、無理をせず、できる範囲内で、ボチボチと。

nice!(1)  トラックバック(0) 

2月24日(金) とうとう66歳になってしまった [日常]

 とうとう66歳になってしまいました。よく、ここまで生きながらえてきたものだと思います。
 たくさんの方から誕生祝のメッセージをいただきました。いちいちお返事を出しませんが、この場を借りてお礼申し上げます。

 都立大学の学生時代、全共闘暴力学生の竹ざおで右目を刺されました。その傷がもう少し深くまで達していれば、あの時に私の人生は終わっていたはずです。
 ちょうど20歳のときの秋でした。幸いにして右眼球の摘出だけで済み、脳にも取り立てて影響はなかったようです。
 あれから、もう46年の歳月が流れたことになります。暴力事件の被害者になったために一般企業に就職できず、やむを得ず大学院を目指して研究者への道を歩むことになり、専門の研究者としての人生を送ることになりました。

 あの事件がなければ、研究者になっていたかどうか分かりません。やむを得ざる選択が、結局は幸いしたということでしょうか。
 手術の後、顔を包帯でグルグル巻きにされた私を指導教授の塩田庄兵衛先生が見舞いに来てくださいました。その時、おっしゃった言葉は今でも忘れられません。
 「片目になってしまったけれど、かえって世の中が良く見えるようになるかもしれないね」と、私を激励されたのです。ベッドに横たわってこの言葉を聞いた私は、「うまいことを言うもんだなー」と感心したものです。

 その塩田先生も、もう黄泉の国に旅立たれてしまいました。残された私の左目も、大分くたびれてきたようです。
 でも、まだこの目を閉じるわけにはいきません。見える限り、この世の中をしっかりと見据え、少しでもより良き明日を目指して発言を続けるつもりです。
 「かえって世の中が良く見えるようになるかもしれないね」とおっしゃった、今は亡き恩師の言葉を信じて。

nice!(1)  トラックバック(0) 

2月2日(木) 新しい拙著『活路は共闘にあり―社会運動の力と「勝利の方程式」』(学習の友社)が刊行された [日常]

 以前にこのブログで予告した新しい拙著が刊行されました。『活路は共闘にあり―社会運動の力と「勝利の方程式」』という本です。
 主な論攷は、労働者教育協会が出している『学習の友』という雑誌に連載されたものです。その縁もあって、学習の友社から刊行していただきました。

 私の前の著作『対決 安倍政権―暴走阻止のために』も、学習の友社から刊行されています。今回の新著は、この続編にあたります。
 市民と野党との共闘の意義を明らかにし、それを生み出した社会運動の力に焦点を当てたものです。終章は「トランプ現象」について新たに書き下ろしました。
 本稿執筆後、トランプ氏はアメリカの大統領となり、世界を巻き込んで猛威を振るっています。まるで「地獄の釜の蓋」が開いてしまったような大混乱が生じています。

 「一体、これからどうなってしまうのだろうか」と、不安や懸念を抱いている方も多いと思います。この問題を考える手がかりが、本書から得られるかもしれません。
 興味と関心のある方は、本書を手に取ってご笑覧いただければ幸いです。定価は1300円(税別)となっています。
 最後に、本書の目次を掲げておきますので、参考にしていただければ幸いです。なお、書店などでは入手しにくいかもしれませんので、下に連絡先を示しておきましょう。

〒113-0034 東京都文京区湯島2-4-4
学習の友社
TEL:03-5842-5641 FAX:03-5842-5645

『活路は共闘にあり―社会運動の力と「勝利の方程式」』(学習の友社)目次
はしがき
序章 共闘の弁証法
 野党共闘の始まりと暗転
 共産党を含む野党共闘の成立
 参院選での共闘が実現した背景と要因
 新潟県知事選で明らかになった共闘の威力と「勝利の方程式」
 弁証法的な発展と未来への希望
第1章 反転攻勢に向けての活路が見えた―16年参院選の結果と平和運動の課題
 はじめに
 1 与党と自民党
 2 野党の選挙協力
 3 安倍首相の勝因はどこにあったのか
 4 選挙後の展望と課題
第2章 「手のひら返し」の「壊憲」暴走を許さない―容易ならざる段階での憲法運動の課題
 はじめに
 1 容易ならざる段階を迎えた―参院選の結果をどう見るか
 2 安保法の廃止と発動阻止に向けて
 3 「壊憲」策動を阻止するために―憲法原理の破壊は許されない
 4 「護憲+活憲」による憲法運動の発展
 むすび
第3章 今日における社会変革の担い手は誰か―なぜ多数者革命なのか
 はじめに
 1 市民と市民革命
 2 現代の市民革命としての多数者革命
 3 多数者革命の課題と可能性
第4章 労働組合運動はなぜ重要なのか
 はじめに
 1 労働組合とは何か
 2 労働組合運動の領域
 3 労働組合運動が取り組むべき課題
 むすび
第5章 現代の多様な社会運動の意味
 はじめに
 1 社会運動とは何か
 2 今日における社会運動の特徴
 3 民主主義の揺りかご
第6章 戦後 70 年、国民のたたかい―それを受け継ぐことが、私たちの務め
 はじめに
 1 戦争に反対し平和を守るたたかい
 2 基地反対闘争と「平和的生存権」を守るたたかい
 3 人権と民主主義を守るたたかい
 4 人間らしい生活と労働を求めて
 むすび
終章 「トランプ現象」と大衆運動
 社会運動と選挙
 「アラブの春」から始まった社会運動の再生
 欧米における市民運動の発展と政治の変化
 内外情勢の弁証法的発展と新たな政治の可能性
あとがき

nice!(0)  トラックバック(0)