７月31日（火）　「太田総理……」の収録に行ってきました：五十嵐仁の転成仁語：SSブログ

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７月30日（月）　最大の敗因はアベシンゾ..｜“赤城おろし”の冷たい風に耐えられなかっ.. ブログトップ

７月31日（火）　「太田総理……」の収録に行ってきました　[参院選] [編集]

　久しぶりに麹町の町を歩きました。日本テレビの番組「太田光の私が総理大臣になったら……秘書田中」の収録があったからです。

　市ヶ谷の駅から、麹町の日本テレビまで歩きました。この辺は、法政大学の大学院に通っていた私にすれば、昔の「シマ」です。
　そのころに入った飲み屋などがあり、懐かしく感じました。とはいえ、そのうちの何軒かは今でも時々顔を出していますが……。
　選挙の後ということで、収録が月曜日から火曜日へと１日遅れ、時間も７時半からと遅くなりました。帰宅したら、11時を過ぎていました。

　今回のマニフェストは「選挙で過半数を得られなかった内閣は総辞職を義務化します」というものです。要するに、選挙で負けた安倍さんは首相を辞めるべきかどうかということです。
　もちろん、私は辞めるべきだという意見ですから、このマニフェストに賛成です。出席した政治家も、民主党、国民新党、共産党、社民党は賛成、自民党と公明党は反対と、きれいに分かれました。
　選挙結果を反映して、賛成側に勢いがあります。収録の終わりの方では、相手方がちょっと気の毒になってしまいました。

　控え室は、ケビン・クローンさんや有馬晴海さんと一緒です。だんだんと顔なじみになり、いろいろと面白いお話をうかがうことができました。
　評論家の宮崎哲弥さんにもお会いしました。名詞を差し上げたら、このブログを読んでいると仰います。
　旧知の有田芳生さんとも、久しぶりにお会いすることができました。選挙は残念な結果に終わりましたが、面白い経験をしたと仰っていました。詳しくはブログで公開されるそうです。

　今回収録された番組は、８月３日（金）午後８時から日本テレビ（４チャンネル）系列で放映される予定です。よろしかったら、ご覧になって下さい。
　それにしても、このマニフェストが送られてきたのは、選挙結果が出る前でした。自民党の大敗はある程度予想できましたが、安倍さんの去就が不明だったときです。
　選挙惨敗の責任を取って、安倍さんがスンナリ辞めていたらどうするつもりだったのでしょうか。「負けたって、どうせ、辞めるはずはないさ」と見切っていたとすれば、たいしたものですけれど……。

　なお、明日から２日間、東京を留守にします。したがって、このブログもお休みにしますので、悪しからず……。

2007-08-01 00:03 nice!(0) コメント(3) トラックバック(9)

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>今回のマニフェストは「選挙で過半数を得られなかった内閣は総辞職を義務化します」というものです。
＞自民党の大敗はある程度予想できましたが、安倍さんの去就が不明だったときです。
こういうテーマで番組をつくらなければならないことそのものがメディアと自民党政権のおかしさを示している。「当然のことを当然」とできないからだ。また選挙前には、これほど負けるとは思っていなかったからこそ安倍首相は退陣しないだろうと考えていたのだろう。このような番組が作られた背景と視点にたって考えてみた。
郵政法案が参議院で否決された時、内閣総辞職をするのではなく衆議院を解散して多数の議席を掠め取った小泉首相。しかも郵政のみで解散したくせに郵政法案を通して以降、多数を頼んで他の悪法をも通した小泉・安倍政権。
しかし安倍首相は参院選に負けても内閣総辞職をするのでもなく、衆議院を解散するのでもない。しかも参院選挙後大敗したくせに安倍内閣の諸政策は支持されているとの賜っている。選挙中「争点は年金・政治とカネだけではない、憲法なども争点にすべき」などと争点ボカシに躍起になっているメディアもあった。安倍首相は選挙で信任されなかったが、それを認めようとしていない自公両党とメディアの論拠が退陣しない根拠となっている！
先に述べたように衆議院の多数派は自公両党だから国民の多数の支持を得ているという主張は根拠がないわけでもない。しかし、その論拠で言えば安倍政権は総選挙で国民に審判を受けていない内閣である。この安倍政権を誕生させたのは小泉内閣時の総選挙で選出された議員たちである。安倍政権下で選出された議員は参議院の半分だけであり、参議院では安倍政権派は少数となった。これで先に述べた国民の多数論の根拠はなくなる。
だが安倍首相は、「小沢を選ぶか、安倍を選ぶか」と国民に政権選択を迫ったにもかかわらず、旗色が悪くなると「参院選は政権選択の選挙ではない」と自分の発言を覆して自ら根拠としている多数論を否定した。
以上どの確度からみても国民主権を理解しているとはとても思えない、ご都合主義に彩られた一国の首相の頭の中が見えてくる。この頭が正しいか、正しくないか、メディアの検証が求められている。そこが弱いから、このような番組になってしまう。日本はおかしい！どういう番組になっているか、楽しみだ。
by 邪論 (2007-08-01 21:12)

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