２月１日（月） 鳩山政権にも春は来るのか

　いつの間にか１月が過ぎ去り、２月に入ってしまいました。『日本労働年鑑』の執筆と編集が始まりますので、私にとっては繁忙期の開始です。
　しばらくの間、ブログの更新が途絶えてしまいました。息を潜めて事態の成り行きを見守っていた、と言いたいところですが、単純に忙しかったというに過ぎません。もう、繁忙期は始まっていたわけです。

　現在、新著を執筆中です。法律文化社から、日本政治についての入門書を出す予定です。
　それに、来年度に向けての準備もあります。『日本労働年鑑』が第80集を数えることになりますので、それを記念しての事業を計画中です。
　その一環として、社会・労働問題や社会・労働運動に関わる『大事典』を刊行する準備をしています。来年度中に、旬報社から出すことになるでしょう。

　これに、前回のブログで紹介したような講演会も、これから続くことになります。レジュメの作成など、その準備に時間が取られます。
　今日から衆院での代表質問が始まり、春闘に向けての政治情勢などを語ることが求められていますが、その情勢が混沌としています。困ったものです。
　「政治とカネ」の問題で、鳩山政権はどうなるのか、小沢さんはどうするのか、などと聞かれるのが、一番困ります。「シャキッとせい、鳩山首相」と、叱咤せざるを得ません。

　２月４日に、政治資金規正法違反容疑で逮捕された石川知祐衆院議員らの拘留期限が切れます。もし、起訴となった場合、小沢さんは監督責任を取って辞任するかもしれません。
　『毎日新聞』の調査では、76％の人が幹事長を辞めるべきだと言っています。逃げ回るのはみっともない、と小沢さん自身、そう考えるかもしれません。
　幹事長を続けるよりも辞めた方が参院選にとってプラスだ、という判断が働けば辞めるでしょう。全てを選挙での勝敗から発想する小沢さんですから、そのような決断もありうると思います。

　２月３日は節分で、４日は立春です。春へと季節が変わるこの時、鳩山政権にも春が来ることになるのでしょうか。

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先日の朝日新聞の投書欄に不可解な投書がありました。８年前に「祖父は日本に強制連行された」と朝日新聞の投書した在日韓国人の方が、来歴を修正してまた朝日新聞に投稿していたのです。

2010/01/25 朝日新聞「声」より

「もっと簡易な帰化制度望む」
会社員　柳 智成　（川崎市多摩区　４０）

永住外国人に地方参政権を付与する法案についての反対意見が一部に根強くある。
僕の祖父母は８０年前に日本の植民地支配による朝鮮での生活苦から渡日した。
（中略）
日本は、勇気をもって多民族国家への道を歩み、「日本国民」の枠組を大きくしていただき
たい。それこそが在日韓国・朝鮮人に対する歴史的贖罪であり、責任の一つの取り方である。
http://nagamochi.info/src/up58651.jpg


８年前の投書はこうです。

2002/11/13 朝日新聞「声」より

「親だからこそ子どもに早く」
会社員　柳智成さん　(東京都千代田区　３２歳)

（前略）
私は16歳の時、突然親から「お前は本当は韓国にルーツを持つ朝鮮人だ。
区役所に行って外国人登録証明書を作るように」と言われた。
祖父が日本に強制運行されたことも初めて聞いた。（後略）
http://www1.odn.ne.jp/hyakuman-chbaich/tomeyou-haigaisyugi/rati_pb.html


【柳智成氏の主張のまとめ】

2002　「祖父は強制連行された」
　↓
2010　「祖父母は植民地支配による生活苦で渡日した」


これは捏造になるのではないでしょうか。朝日新聞の見解をうかがいたいところです。
by 伊藤文彦 (2010-02-02 09:12) 

世論調査での小沢辞任要求の増大をみても、もう起訴不起訴の問題では終わりませんね。
幹事長職への居座りは、民主党の参議院選挙にとってもマイナスになるでしょう。
民主党は新三役で早急に体制を立て直すべきです。

おい、大谷！いつまでも寝言言っていて贔屓の引き倒しになんなよっ！
小沢応援団敗れたり！

by ヨタロー (2010-02-03 17:20)