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5月2日(月) ふる里の友は有り難きかな [日常]

 先ほど、頸城の実家から帰宅しました。直江津から長野へ、そして松本を経由して西八王子までという、いつものルートです。

 春爛漫の頸城野周辺から、春まだ浅い信濃路を経て、我が家に帰ってきたら初夏のような陽気です。黄砂の影響か、遠くの山は霞んで良く見えませんが、沿線には、桜、リンゴ、桃、梨、杏などの果物の花が開いており、芝桜、水仙、タンポポなどに、場所によっては山藤の花も見ることができました。
 新緑の緑は滴るようなみずみずしさです。過ぎ去ってゆく山々は、パステルカラーのパッチワークのようになっていました。
 ゴールデンウィークに帰郷したのは久しぶりでしたが、春の旅を満喫することができました。山の温泉(牧村の深山荘http://www2b.biglobe.ne.jp/~kondo/onsen/joetsu/j4/j4-7.htm)と海の温泉(鵜の浜温泉の人魚館http://www.myfavorite.bz/ningyokan/pc/index.html)にも入ることができ、タップリと充電してきました。

 欧風カフェギャラリー「木り香」http://www.gallerykirika.com/のオーナーは、『にいがた絶景との出会い―海・川風景 村上雲雄写真集』http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/4861321158/ref=dp_image_0?ie=UTF8&n=465392&s=booksなどでも知られている写真家の村上さんです。病気静養中ということで、お見舞いを兼ねて訪問したのですが、新潟駅まで迎えに来てくださいました。
 その後、朱鷺メッセhttp://www.tokimesse.com/に案内していただき、最上階から新潟の街を一望しました。そのときに紹介されたのが、新潟革新懇話会(革新懇)の事務局長さんです。
 私がウェッブに書いた一文を機関紙に転載したいという打診でした。もちろん、喜んで承諾しました。

 その後、実家にいたとき、電話が架かってきました。革新懇主催で大震災と原発事故に関連したシンポジウムを企画しているので、講演してもらえないかというわけです。
 もちろん、これも喜んでお引き受けしました。6月12日(日)に、新潟革新懇主催のシンポジウムで「原発震災と政治革新の課題(仮題)」というテーマで話をすることになると思います。
 しかも、その会場で、私の書いた本『18歳から考える日本の政治』(法律文化社)を販売してくれるというではありませんか。早速、出版社に手配して、送ってもらうことにしました。

 実は、「木り香」に泊まったとき、『社会労働大事典』(旬報社)のパンフを持っていって、直江津からやってきた友人夫妻にも宣伝しました。「私にとっては、研究者人生の集大成のようなものだ」と……。
 そうしたら、「1冊買うよ」と言うではありませんか。定価は2万円もしますから、本当は、購入してもらえるとは思っていなかったのです。
 嬉しかったですね。こちらの方も、先ほど送ってもらう手配をしました。

 ふる里の自然は懐かしさに溢れ、ふる里の友人達は優しさに溢れています。今回の帰郷で思わぬ「営業活動」をすることになったわけですが、故郷の友人たちの有り難さを、またもや実感する機会にもなりました。
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