４月30日（土） 故郷での骨休め

　新潟の実家に来ています。春爛漫の花盛り、というところでしょうか。
　遠くの方に見える米山、頸城連山、妙高山にはまだ雪が残り、白く輝いています。しかし、里の方は新緑が綺麗で、田んぼでは田植えに向けての代掻きが始まっています。

　一昨日、五頭温泉郷の近くにある友人の別荘兼貸しギャラリーの「木り香」に泊めてもらいました。レストランも兼ねていて、夕食には洋風料理のフルコースをご馳走してもらいました。
　それが終わってからも、佐渡のスルメ、コゴミのごま和え、タラの芽など山菜の天ぷらを肴に、越後の銘酒「越乃寒梅」を堪能しました。直江津から友人夫妻２組もやってきて、楽しく賑やかな一夜になりました。
　翌朝、近くの「県民いこいの森」を散策しましたが、まだ桜が咲いていて、花の絨毯ができていました。東京より、２週間ほど季節の歩みが遅いような感じです。

　午前中は新津にある「新潟県立植物園」を訪問しました。きれいに咲きそろったチューリップは見事なものです。
　「木り香」に戻って昼食をご馳走になった後、友人のM君に新潟駅まで送ってもらいました。そこから高速バスで約２時間、春の光が降り注ぐ中、快適なドライブです。
　見渡す限りの広い平野を抜け、新緑と山桜の咲く山並みを縫うようにして、故郷の頸城のバス停に到着。姉に迎えに来てもらって、田んぼの中を走って実家にやってきたというわけです。

　５月２日（月）に東京に帰るまで、こちらに滞在する予定です。２～３日ですが、温泉にでも入って、骨休めさせていただこうと思っています。