SSブログ

12月25日(金) 八王子市長選挙での立候補に向けて記者の取材を受けた [選挙]

 昨日、選挙事務所で新聞各社の取材を受けました。これは選挙につきものの「側面取材」というものだそうです。
 取材には、幹事社の産経新聞をはじめ、朝日新聞、東京新聞、毎日新聞、読売新聞の記者が出席しました。主として、政策よりも人柄や人物像、経歴などへの取材です。

 改めて、出馬の動機について聞かれました。私は、日本や八王子の現状と選挙のタイミングが大きいということを強調しました。
 まず、平和と民主主義、立憲主義が危機に瀕しているという日本全体の大状況があります。私にできる形で、何とかこれにストップをかけたいというのが、最大の動機です。
 しかも、このような危機を生み出しているアベ政治の暴走を支えているのが、萩生田内閣官房副長官です。ここ八王子はその萩生田さんの地元で、一騎打ちの相手である石森現市長はその子分です。

 来年夏には注目の参院選が予定されており、衆院選との同日選挙もうわさされています。2016年の冒頭、1月24日投票の八王子市市長選挙は、「選挙の年」の前哨戦となるようなタイミングで実施されます。
 同じ日に実施される沖縄の宜野湾市長選挙と足並みをそろえ、日本の西と東で勝利することができれば、その後の選挙にも大きな影響を及ぼすことができるにちがいありません。
 市長選挙ですから、地方の選挙です。しかし、その対決構図やタイミングからして、全国的な意義を有する選挙になりました。

 その重要性や意義について、政治学者である私としては十分すぎるほど分かっています。しかも、ここ八王子では、ノーウォー八王子アクションなどの安保法制反対運動や高尾山の自然を守る環境保護運動などが多彩に展開されてきました。
 そのような運動を支えてきた市民の皆さんからの要請です。このような広範な市民団体の共同の力をさらに発展させるために役立ちたいと考えました。
 もちろん、「第2の故郷」である八王子には大きな潜在力と可能性があります。それを余すことなく引き出し、開発行政主体ではない、福祉とくらしに重点を置いた市政に転換していきたいと話しました。

 この記者会見の後、喉を傷めるといけないということで、予防のために耳鼻咽喉科に連れて行っていただきました。代表委員の橋本さんのおなじみだそうですが、驚きました。
 私が良く知っている「牛若丸」という料理屋の真向かいだったのです。ここで喉のケアをして薬をもらいました。
 待ち時間の間、近くのお店などにあいさつ回りをしようということになり、何軒か回りました。高尾駅周辺では再開発に向けて工事の準備が進んでいますが、この工事を請け負っているのが「黒須建設」で、前市長の黒須さんの親族が経営する会社です。

 高尾駅前のお店では、道路拡幅のために店先を5メートル引っ込めるように求められているそうです。ここに80年も住んでいるのに、突然、「決まったから代替地に行け」と言われても困ると仰っていました。 
 渋ったら、「自分は地上げのプロだ」と凄んだと言います。市役所の職員が、ですよ。
 職員が「地上げのプロ」になってしまうほどに、開発行政がなされているということなのでしょうか。石森市政の問題点の一端を垣間見たような気がしたものです。 

 このような市民の声をよく聞き、それを掬い上げて丁寧に合意を形成することが必要でしょう。結論ありきで居丈高に開発計画を受け入れさせるようなやり方だけはとるまいと、そう心に決めた瞬間でした。

 なお、明後日の12月27日(日)午後2時から、事務所開きを行います。お近くの方に来ていただければ幸いです。
 選挙事務所は、JR八王子駅北口からまっすぐ甲州街道(国道20号)方面に進んで、国道20号との交差点の右前方の角のビルの2階です。一階が住宅展示場になっていますので、すぐに分かると思います。

nice!(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

トラックバック 0