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10月31日(火) 『しんぶん赤旗』に掲載された談話 [コメント]

〔以下の談話は『しんぶん赤旗』10月29日付に掲載されたものです。〕

 理念なき場当たり政権

 岸田政権の政治姿勢は、理念なき選挙目当ての場当たり的状況対応だと言えます。
 経済政策でも右往左往で根本的な改革にはほど遠いものです。「コストカット型経済の転換」と言いますが、30年間にどういう問題があったのかなどの総括はなく原因や責任については語りません。
 国民は、政権の姿勢を見抜きつつあります。「減税」の次は大軍拡のための増税が待っている。選挙が終わったら大増税が見え見えで、だから「減税メガネ」と言われるのです。
 補選の結果は、野党が連携して候補者を一本化すれば勝てること示しました。共闘による力合わせこそが自民党を追い込む最善の道で、分断は自民党を喜ばせるだけです。
 政策的にも政治的にも共産党がイニシアティブを発揮する局面です。消費税減税などを含む政策で先駆性を示し、野党共闘でもイニシアティブを発揮してきた、さらに機関車としての役割を発揮してもらいたいものです。 
 日本が戦争に突き進む中で「北極星」と言われた共産党の存在意義が、政策的にも政治的にも、大きくなってきていると思います。


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