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3月30日(月) 小沢さんは「身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もあれ」作戦に出るしかない [日常]

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 小沢さんも、耄碌したものです。どうすれば一番良いのか、はじめから分かっていることなのに、それが決断できません。
 こうなったら、「身を捨ててこそ、浮かぶ瀬もあれ」作戦に出るしかないでしょう。最も良いタイミングで「身を捨てて」もらいたいものです。出処進退を過って、晩節を汚すようなことだけはして欲しくありません。

 ということで、政局を横目でにらみながら、終日、研究報告の準備をしていました。『日本労働年鑑』の執筆・編集に余裕が出てきたということもありますが、今月中に「報告要旨」を提出しなければならないからです。

 今年の7月18日(土)、労務理論学会というところで報告することになっています。労務理論学会第19回全国大会のプログラムによれば、大会全体のテーマは「現代日本の働き方を問う―規制緩和下の労働と生活」です。
 この大会での「特別シンポジウム」で報告するわけですが、その標題は「規制緩和と労働・生活を考える―研究者と労働運動家が現代と未来を語る」となっています。場所は駒澤大学深沢キャンパスで、ご一緒するのは、私のほか、龍井葉二(連合)、井筒百子(全労連)、河添誠(首都圏青年ユニオン書記長)という方々です。
 詳細については、http://wwwsoc.nii.ac.jp/jalm/pdf/19komazawa2.pdfをご覧になって下さい。

 「研究者と労働運動家が現代と未来を語る」というのに、「研究者」は私1人というところが気になります。これは、かなり荷が重いと言わざるを得ません。
 しかし、企画したのは私ではありません。企画した方々には、それなりのお考えがあってのことでしょう。
 それとも、報告だけではなく、フロアーとの質疑応答などを通じて、「現代と未来を語る」という意図なのでしょうか。参加者は、ほとんどが「研究者」ですから、それなら「労働運動家」との対話は十分可能でしょう。

 それはともかく、この「特別シンポジウム」での報告の要旨を今月中に提出して欲しいというわけです。期限が迫ってきましたので、慌てて準備しています。
 来月は、研究所で毎月行われている月例研究会での報告も私の順番になっています。現在準備中のこの報告を、この月例研究会で予備的にやらせてもらおうと思っています。
 予行演習をやっておいた方が、何かと好都合でしょうから。

 ところで、来月といえば、4月13日(月)に、日本外国特派員協会でも話をすることになっています。テーマは「現在の労働条件・賃金問題を含む雇用問題についてのディスカッション」というもので、連合の高木剛会長、民主党ネクストキャビネット(次の内閣)の藤村修厚労相が一緒に出席される予定だといいます。
 どうして、ここに顔を出すことになったのか、経緯は色々ありますが、外国からの特派員に大原社会問題研究所を宣伝する絶好の機会でもありますので、お引き受けしました。報告は10分ほどで、後は質疑応答ということのようです。果たして、どうなりますことやら。

 もうすぐ月が変わり、新学期になります。来月の予定の話が出ましたので、ついでに、今のところ決まっている今後の講演や報告の予定を明らかにしておきましょう。関係者の方で、興味・関心のある人に顔を出していただければ幸いです。

 4月13日(月)日本外国特派員協会
 4月20日(月)レイバーネット日本4月例会
 4月22日(水)大原社会問題研究所月例研究会
 5月9日(土)東京学習会議
 5月14日(木)千代田9条の会
 5月30日(土)「職場の人権」研究会
 6月7日(日)東京土建幹部学校
 7月18日(土)労務理論学会第19回全国大会特別シンポジウム


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