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12月19日(水) テレビはなぜおかしくなったのか [マスコミ]

 テレビの報道は、どうして国民の期待に応えられなくなったのか。このような問題意識の下に、本を緊急に出版したいという相談のメールを受け取ったのは、10月11日のことです。差出人は高文研という出版社の編集担当者でした。

 日本の「テレビ報道」に対する批判をテーマにした本を作りたいというわけです。4人の共著による企画です。
 私に与えられたテーマは、石原都知事による尖閣諸島の購入表明以降の一連の経過を明らかにし、その報道のあり方について、テレビに限定せず問題点を指摘することでした。それから約1ヵ月で原稿を書き、高文研に渡したのが11月の初めです。
 その本の再校が終わり、表紙の写真が送られてきました。出版は、総選挙後や年末の慌ただしい時期を避け、来年の1月7日発売予定だそうです。
 ということで、新しい共著の内容を紹介させていただきます。近くの書店などで、目にとまることがありましたら、手にとってご覧になっていただければ幸いです。

『テレビはなぜおかしくなったのか』(高文研、2013年1月)http://www.koubunken.co.jp/0525/0501.html

金平茂紀(TBS報道局記者)「日本のテレビはなぜ『脱原発』を報道しそこなったのか」
永田浩三(元NHKプロデューサー)「NHKを覆う『権威』依存主義の呪縛」
水島宏明(ジャーナリスト)「『生活保護バッシング報道』が露呈させたテレビの未熟」
五十嵐仁(法政大学大原社会問題研究所教授)「『領土紛争』を引き起こした石原慎太郎の責任」

 ちなみに、私の書いた論攷の中身出しは、以下のようになっています。これを見れば、大体の内容をご理解いただけるものと思います。

石原都知事による尖閣諸島購入の表明
石原都知事が引いた2度の「引き金」
中国での反日デモの激化と暴徒化
大きな打撃を受けた日本経済
石原慎太郎の「狙い」は何か
都知事辞職の本当の「理由」
マスメディアの報道と問題点
日本の右傾化に加担するメディアの責任

 なお、来る12月23日(日)の午後2時から、「東村山九条の会」8周年記念の集いで講演する予定です。演題は「維新の会と憲法9条」というもので、東村山駅駅ビル内サンパルネ大ホールが会場です。
 上記のような新しい共著の内容についても触れるつもりです。お近くにお住まいで興味と関心のある方は、足を運んでいただければ幸いです。

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