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1月16日(木) 大原社会問題研究所の送別会は3月19日(水) [日常]

 本年の3月末日をもって、法政大学大原社会問題研究所を退職する予定です。それに向けて準備が着々と進み、研究所の送別会も3月19日(水)に開いていただけることになりました。

 先日は自宅の書棚を整理し、不要な書籍を売り払いました。先ず受け入れ態勢を整えなければ、研究室の書籍や資料などを自宅に運ぶことができないからです。
 今は研究室の書籍などの整理をしています。こちらも、一部を残して大部分を知り合いの古本屋さんに売却する予定です。
 一冊一冊吟味を重ねて購入し愛読してきた本が二束三文で売られるのは、情けなく悲しい限りです。どんなに貴重な研究書でもほとんど値が付かないでしょうが、昨今の出版不況ではやむを得ません。

 昨日は研究所の運営委員会が開かれ、法政大学名誉教授への推薦と大原社会問題研究所名誉研究員となることが決まりました。ありがたいことです。
 大原社会問題研究所の名誉研究員は、研究所独自のものですから運営委員会で認めていただければそれで決まりです。これまで、二村一夫、嶺学、早川征一郎、相田利雄の元所長が就任されました。
 慣例に従って、私もこれらの先輩の仲間入りをしたというわけです。今後は、研究所の「名誉」を傷つけないよう、充分に気を付けなければなりません。

 他方、法政大学名誉教授の方は推薦していただくことが決まっただけで、それが認められるかどうかは分かりません。そのうえ、辞令が出るのは65歳の定年年齢になって以降の4月1日だそうです。
 それまでの2年間は、たとえ認められても名誉教授を名乗ることができません。この肩書きを使えるようになるまで、2年間は待たなければならないというわけです。
 一方で早期退職を勧奨しつつ、他方で定年年齢にこだわるというのは矛盾しているように思われます。とはいえ、規定がそうなっている以上、やむを得ません。

 ということで、4月から名刺の肩書きをどうするのか、ちょっと考えてしまいました。すでに4~6月に講演の予定が入っていますが、宣伝ビラなどに何て書いていただきましょうか。
 元法政大学教授とすると、何か悪いことをしてクビになったような感じがしないでもありませんし。大原社会問題研究所名誉研究員と書いても何のことか分からないかもしれませんし……。
 まあ、どちらにしても、皆さんにとってはどうでも良いことでしょうが……。
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