SSブログ

11月24日(月) 新たな状況に対応した本格的な「選挙革命」に挑戦を [解散・総選挙]

 昨日のブログで、私は次のように書きました。

 「今回の総選挙では、このような新しい状況の下でこれまでにない取り組みによって新たな政治の地平へと至ることができるかどうかが試されています。選挙によって日本の政治を根本的に変える『日本革命の展望』を切り開かなければなりません。
それは選挙を通じての『革命』であり、本格的な『選挙革命』に挑戦することが共産党にとっての歴史的な使命になっているということでもあります。そのためには何が必要なのでしょうか。どうすれば良いのでしょうか。それが、次の問題です。」

 これに関連して、『しんぶん赤旗』11月21日付の談話でも、私は次のように述べています。

 「それでも『共産党で勝てるのか』と疑問に思う人がいるかもしれませんが、今度の沖縄県知事選挙の教訓を考える必要がある。沖縄では共産党を含めた保守・革新を超えた島ぐるみの共同で新基地建設に反対する新知事を誕生させました。安倍首相に危機感を抱いている保守も含めた幅広い人々と共産党との共同で安倍政治を止めるしかありません。
 前回の選挙では民主党に幻滅し、棄権した人たちもいたし、今回は『第三極』に裏切られた人も含め、選択肢を探しています。そういう層への働きかけに成功すれば前進できます。」

 前回の総選挙で棄権した人は約1000万人、第三極に投じた人は2000万人でうち半分が新しい選択肢を探しているとして約1000万人。合計すれば約2000万人の人が新しい選択肢を求めて空中を浮遊しているような形になっており、これが今回の総選挙の最大の特徴です。
 もし、共産党がこれらの支持を集めることができれば、飛躍的な大躍進が可能になります。そのためには、比例代表区での議席増を着実にはかるとともに、小選挙区でも議席を獲得しなければなりません。
 初めから、「大政党に有利な小選挙区で当選するのは無理だ」と諦めてしまうのをやめるべきです。どのようにして小選挙区でも議席を争える選挙にするかという発想に、根本的に転換する必要があります。

 小選挙区でも議席を争う選挙戦とすることで、比例代表区との相乗効果をもたらすということを考えるべきでしょう。そのために必要なのは、第1に敵を孤立させて攻撃を集中すること、第2に「共同」を広げて味方を増やすこと、第3にこれまでの成功体験に学び、支持の訴え方に工夫を凝らすこと、第4にインターネットやSNSなどのIT手段を最大限に活用することなどです。

 これらの点については、明日、もう少し詳しく書かせていただきます。ということで、続きはまた明日……。

nice!(1)  トラックバック(0) 

nice! 1

トラックバック 0