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2月12日(木) 府中革新懇30周年へのお祝いメッセージ [論攷]

〔以下のメッセージは、東京革新懇代表世話人として送ったものです。〕

 府中革新懇の結成30周年、おめでとうございます。全国の革新懇が結成されたのは、1981年5月26日で34年前になります。その3年後に府中で産声を上げたわけですから、かなり早い時期での立ち上がりだったと言えるでしょう。
 当時、「社公合意」によって共産党と社会党の統一戦線はほとんど実現可能性がなくなり、社会的なレベルにまで広げた統一戦線の母体として構想されたのが革新懇談会でした。政党だけでなく労働組合や民主団体、個人などを幅広く結集し、それを基盤に民主的な政府を樹立するという戦略を描いたわけです。
 それから34年。住民要求の実現を目指し、革新的な政治勢力を結集する母体として活動を続け、生活向上、民主主義、平和という革新3目標は新たな輝きを放つようになってきました。これらの課題がますます切実なものになっているからです。
 そのような変化を生み出したのは安倍首相による暴走政治にほかなりません。右だろうが左だろうが、平和と生活、民主主義を守るためには安倍首相の暴走をやめさせるしかない。これが「保守」の新しい姿なのです。地方や地域は、そこまで追い込まれてしまいました。
 安倍首相の暴走を阻むには、このような人々とも力をあわせなければなりません。「一点共闘」で政治を変えることが必要です。地域を基盤にした切実な課題での共闘の実現こそ、政治を変える力を生み出すカギなのです。
 そのような実例を、新基地反対という沖縄での「一点共闘」が示しました。それは例外ではなく、政治を変えたいと願う日本のどこでも可能な「明日」の姿を示しています。それに学んで、革新懇運動の刷新を図ることが求められています。
 革新懇の本格的な出番がやってきました。地域での住民要求実現の運動母体として、国政を変える力を生み出す草の根の組織として、府中革新懇が大きな飛躍を遂げることを期待しています。
 地域と日本の政治革新に向けて、さらに大きな役割を果たしてください。「あって良かった革新懇」と言われることをめざして……。


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