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2月13日(金) 新著『対決 安倍政権―暴走阻止のために』(学習の友社)の目次 [日常]

 私の新しい著作が刊行されることは、1月30日付のブログ「新著『対決 安倍政権(仮題)』が来月末に学習の友社から刊行される」で告知しました。その後、作業は順調に進み、すでに初校ゲラと再校ゲラの点検を終わって、基本的に私の手を離れています。
 あとは、出版社にお任せです。印刷・製本が順調に進めば、10日ほどで完成するでしょう。

 どんなに遅くても、今月中には皆さんの目に触れることになると思います。表題は元のままで、『対決 安倍政権―暴走阻止のために』となりました。
 分量は約130頁で、一気に読めるほどのものです。定価も1200円ほどと、お求め安くなっています。
 できるだけ多くの方に読んでいただきたいと思い、分量を抑えて定価を安くしていただきました。この本を読んでみたいと思う方は、学習の友社http://www.gakusyu.gr.jp/tomosya.htmlまで、直接ご注文いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

 注文の際の参考にしていただくため、以下に新著の「目次」を紹介しておきましょう。

 
はしがき

第1章 総選挙での対決
(1)勝利したのはどの政党か
 寝込みを襲うような突然の解散/本当に勝ったのはどこか/各党の消長
(2)鮮明になった自共対決
 共産党の躍進/過去2回の躍進との比較/社会・労働運動にとっての意味
(3)選挙と政党をめぐる諸問題
 低投票率の背景と原因/小選挙区制は比例代表制に/政党助成金の廃止

第2章 憲法をめぐる対決
(1)集団的自衛権の行使容認―何が問題か
 海外で「戦争する国」にしてもよいのか/増大する危険性/行使が容認されたらどうなるのか/どこに問題があるのか
(2)海外で「戦争する国」に向けての準備
 着々と進んでいる軍事化/マスメディアの変容/特定秘密保護法の危険性/「教育再生」による内心への介入と支配/背景としての安保条約
(3)改憲のもくろみを打破するために
 本格化する改憲への取り組み/自民党改憲草案の危険性/基本的人権への無理解/九条改憲と国防軍の新設/イラク戦争と「イスラム国」人質殺害事件の教訓/「活憲」による憲法理念・条文の全面開花

第3章 生活をめぐる対決
(1)幻想のアベノミクス
 「アホノミクス」から「アホノミス」へ/貧困化の進展/格差の拡大
(2)若者の困難と意識状況
 青年が抱えている困難/学生生活の厳しさ/若者の意識状況の多様性/「無敵の人」の登場が意味するもの
(3)社会保障の前途
 「社会保障改革」という名の攻撃/命と暮らしの危機/財源をどうするのか

第4章 労働をめぐる対決
(1)新自由主義と働く者の困難
 市場原理主義とトリクルダウン理論/民営化は成功したのか/自己責任論と規制緩和の果て
(2)規制緩和の落とし穴
 三つの流れと「雇用改革」/規制をどう考えるか/少子化という「社会的ストライキ」
(3)ブラック企業もブラック社会もノー
 派遣労働の拡大をめぐる攻防/労働時間規制の解除と雇用の流動化/規制緩和はどのような問題を引き起こすか/どのような労働・社会政策を目指すべきか

第5章 政治変革の展望
(1)安倍政権が直面するジレンマ
 共同の広がりや世論の変化/山積する難問とジレンマ/安倍「大惨事」内閣の「逆走」/「戦後70年」で問われる日本の進路
(2)日本の「明日」としての沖縄
 普天間基地の移設と辺野古での新基地建設/「一点共闘」から統一戦線へ/選挙や政党支持にも影響/沖縄での統一戦線の萌芽形態の誕生
(3)革新運動・労働運動の役割とその刷新
 新たな局面への対応/革新運動・労働運動の刷新に向けて/労働運動の発展に向けて/職場、産業、地域、職能の重視/階層別での取り組みの強化

あとがき


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