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6月4日(木) 「STOP安倍政権! 6.13大集会」への参加を呼びかける [社会運動]

 今日、国会の第2議員会館で、「許すな!戦争する国づくり まもれ!憲法と平和、いのちと暮らし STOP安倍政権! 6.13大集会」についての記者会見がありました。呼びかけ人の一人としてこの記者会見に参加し、先ほど帰ってきたところです。
 記者会見に同席したのは、呼びかけ人の雨宮処凛さんと税理士の浦野広明立正大学客員教授のお二人です。それに、実行委員会を代表して小田川義和全労連議長も出席されました。
 席上、呼びかけ人として発言を求められましたが、私は事情があって当日参加できるかどうかわかりませんので、メモを用意して読み上げました。ここにアップさせていただきます。

 最近、私は『対決 安倍政権―暴走阻止のために』という本を出しましたが、今の安倍政権は「暴走」と言うより「逆走」です。安倍首相はバックミラーに映った昔の日本を目指して後ろ向きで走っています。
 危険ドラッグを飲みながらスピード違反をしているツアーバスの運転手のようなもので、しかも、ハンドルは右にしか切れない。ブレーキは効きが悪い。自転車なら、即、安全講習行きです。
 これでは大事故間違いなし。できるだけ早く運転席から引きずり下ろして、バスをストップさせなければなりません。

 今の日本は満身創痍です。安倍首相は施政方針演説で「改革」を36回も繰り返しました。そんなに「改革」が必要なほど、今の政治はガタがきているということになります。
 しかし、「改革」によって実現される日本は、さらに矛盾を拡大し、問題を深刻にするだけです。「安倍さんのやり方にはついていけない」と、自民党や官僚のOBも反旗を翻しています。  
 キャッチオールパーティーだった自民党は極右政党となって、国民統合能力も問題解決能力も失っています。

 通常国会最終盤でとりわけ重要なのは、「戦争法案」と「労働法案」です。平和と労働、生活を破壊するもので、廃案にしなければなりません。平和のための戦争協力とか、「他国防衛も専守防衛」などというのはブラック・ジョークそのもので、許されざるごまかしです。
 多くの政策課題で世論は安倍政権に反対しており、一点共闘も拡大しています。これを集約して安倍政権打倒に向けての運動を高めなければなりません。6.13大集会が、そのための大きな結節点になることを願っています。

 日本国民の琴線に触れた大失敗として、安倍首相の暴挙・暴走を歴史に記録する必要があります。タイミングとしても規模においても、大きな意味のある集会です。乾坤一擲の「大戦(おおいくさ)」に向けて運動のレベルを一段階引き上げるきっかけとなるよう、大成功させようではありませんか。

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