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1月15日(金) 「いがらし仁と市民のつどい」でのあいさつの予定原稿はこうだった [選挙]

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八王子市長選挙への立候補に当たって、新しいホームページhttp://www.project-8.com/ができました。訪問していただければ幸いです。
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 遅くなりましたが、1週間前の8日に開かれた「いがらし仁と市民のつどい」でのあいさつの予定原稿をアップさせていただきます。実際のあいさつは、これとはかなり違うものになりました。
 あいさつの途中で、突然、目の前に「あと1分」という紙が出ましたので、後半はほとんど省略されています。本当はこのような挨拶をする予定だったということで、ご覧いただければ幸いです。
 なお、若干の間違いがありました。この点については、訂正してあります。

 ただいまご紹介いただきましたいがらし仁、イガジンでございます。元ビートルズのジョン・レノンが歌う歌はイマジン、八王子市長選挙に立候補するのはイガジンです。東京の東、船橋市にはフナッシー、西の八王子市にはイガッシ―です。
 本日はこういう格好をしてきました。白い服は妻から厳禁されております。すぐ汚す、しょうゆを垂らすなと言われます。
 白いタートルネックは選挙でなければ着られません。折角のチャンスですので、着てまいりました。

 私は2年前に大学を退職し、まったりとしたリタイア生活を夢見ておりました。しかし、その夢は「あの方」によって、もろくも崩れ去りました。特に昨年は、戦争法案反対の講演などで大忙しでした。
 私は学究の徒ではありますが、このような平和、民主主義、立憲主義の危機を座視することは許されない、書斎にこもっている場合ではない、と市長選挙への出馬を決意いたしました。最後まで全力で戦い抜く所存です。私に力を与えてください。ご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 昨年は、平和と立憲主義を守れ、アベ政治を許さないという運動が大きく広がりました、この盛り上がりに背中を押される形での立候補です。今、ご挨拶をいただいた小林節先生も、昔は向こう側におられました。去年は、気が付いたら隣におられます。そして、今日は私の前に挨拶されました。私も負けていられません。 
 「義を見てせざるは勇なきなり」と申します。私のふるさと越後の英雄、上杉謙信は「義の人」と言われます。私も謙信のようでありたいと思いました。
 私の政策は坂本龍馬の「船中八策」にちなんで「八王子八策」と名付けています。薩長同盟を仲立ちした龍馬は「共同」の先駆者でありました。私も龍馬のようでありたいと思っています。

 今回の八王子市長選は地方選挙ではありますが、夏の参院選の前哨戦という意味があります。日本の将来を左右する、大きな意義を持つ選挙になっております。
 選挙戦は石森現市長との一騎打ちになると思います。相手にとっては、多少不足がありますが、贅沢は言えません。
 現市長との違いはどこにあるのでしょうか。第1に安倍政治を許すか許さないか、第2に開発か福祉か、第3に攻めか守りかという点です。平和、くらし、環境を守る新しい町づくりにチャレンジする。これが八王子八策の中心政策になります。

 第1に.平和を守るということです。戦争や自然災害、政治災害など、あらゆる災いから市民生活を守ります。
 八王子には悲しい空襲の歴史があります。1945年8月2日、445人の方が亡くなり2000人以上が負傷しています。このような悲惨な歴史を繰り返してはなりません。
 安保法の廃止を求め、沖縄の辺野古新基地建設に反対いたします。地元の意向を踏みにじった建設の強行は自治の破壊にほかなりません。
 横田基地の増強やオスプレイの配備にも反対します。久保山町や長沼などの騒音被害対策に取り組みます。
 浅川地下壕や高尾駅ホームの弾痕などを保存します。観光資源として生かすだけでなく、平和教育の教材として活用します。
 八王子は非核平和都市宣言を行っています。そのような都市にふさわしい平和都市条例を制定します。
 平和、安全、安心は市民生活の土台であり、岩盤です。ここにしっかりと「杭」を打ち込むことのない現市政は違法建築のマンションのようなものです。すぐに建て替えなければなりません。

 第2に、くらしを守るということです。アベノミクスによる貧困と格差から、いのち、生活、営業を守ります。
 消費税の10%への増税に反対します。軽減ではなく、増税そのものを中止するべきでしょう。中小零細企業や商店、事業者の営業を支援いたします。
 TPP(環太平洋経済連携協定)にも反対します。八王子の基幹産業の一つである農業を振興し、農家経営を守り、後継者育成に努めます。
 原発の再稼動ではなく、再生可能エネルギーなどの普及、拡大に努めます。農業や地場産業などと結び付けた地域循環型経済への転換を図ります。
 教育予算の増額、若者の就職支援、保育所の増設、子育て相談窓口の増加、介護保険料の引き下げを実施し、国保税の2年ごとの定期的引き上げをストップします。賃金・労働条件の改善、非正規・雇用問題の解決などを目指してディーセントワーク条例や公契約条例を制定します。
 高齢者福祉の充実を図ります。そのために、地域包括支援センター、八王子では高齢者安心相談センターと言いますが、これをすべての中学校区に設置します。

 第3に、環境を守るということです。石森現市長の「攻めと破壊の町づくり」による開発行政から緑と自然を守ります。
 八王子市の一般会計予算は1800億円に上ります。昨年度も黒字で、お金がないわけではありません。その使い方が間違っているのです。
 川口地区の総合物流拠点や北西部幹線道路計画を見直し、天合峰を守ります。八王子城址の脇に建設残土を埋め立て、スポーツパークを作るという川町の計画についてもストップさせます。
 山を削り、谷を埋める、鉄とコンクリートの開発行政は時代遅れです。鳥も通わない緑も芽吹かない「石の森」を、「五十の嵐」で吹き飛ばしましょう。
 市民とともに、市民に開かれた町づくりをめざします。対話と共同の力で八王子を変えようではありませんか。

 今年は政治決戦の年です。日本の夜明けは八王子から、今回ばかりは、太陽は東京の西から上がります。
 準備は整いました。進撃の開始です。
 1月24日に、沖縄の宜野湾市と岩国市、八王子市で勝利する。これが参院選に結びつけば、歴史を変えることができます。
 八王子から新しい自由民権運動、新たな市民革命の嵐を巻き起こそうではありませんか。五十嵐だから、50倍の嵐です。
 「アベ政治を許さない」という大波を起こし、「ストップ・ジ・アベ」に向けての闘いの先頭に立つ決意を表明して、私のあいさつに代えさせていただきます。
 共に頑張りましょう。

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