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5月15日(日) 舛添都知事辞任でまた宇都宮健児さんの出番があるかもしれない [スキャンダル]

 抗議が殺到して、通常業務に差しさわりが出ているそうです。東京都の舛添知事が引き起こした都民の怒りのせいです。
 それはそうでしょう。やることがでたらめで、きちんとした説明もなされず、弁解は信用できないのですから……。

 高額な海外出張費が明らかになり、公用車での別荘通いが暴露され、そして今度は家族旅行への政治資金の私的流用です。イエローカード3枚ですから、退場すべきです。
 これ以外にも、自宅や別荘周辺でのイタリア料理店や回転ずしなどでの飲食費、それに対して白紙の領収書を受け取っていたという問題もあります。これなども公金の不正使用に当たり、公私混同の最たるものです。
 さらに、以前の収支報告書には、ギャラリーや古美術商からの購入疑惑などもありました。これではイエローカード何枚分にも相当します。とっとと退場するべきでしょう。

 しかも、舛添さんが都知事に就任したのは、猪瀬直樹都知事が5000万円のヤミ献金問題で引責辞任した後を受けてのものでした。公金の使用については自ら厳しく律するべき立場にあったことは明らかです。
 小渕優子元経済産業相の辞任に際しては、「政治資金規制は厳しくなっている。説明がつかないなら、閣僚として非常に責任は重い」と舛添さんは厳しく批判していたではありませんか。今回の件でも「都知事として非常に責任は重い」ということは明らかでしょう。
 それにもかかわらず、私的な会食も含めて政治資金をずさんに処理していました。参院議員時代の政治資金には政党交付金も含まれていたわけですし、その政治責任は重大です。

 今回の件は『週刊文春』による報道が契機となっていますが、今も様々な情報提供が寄せられているそうです。今日の『東京新聞』の「週刊誌を読む」には、「舛添氏の政治資金収支報告書を分析して、怪しいと思われる飲食費などをひとつひとつ取材しているようだが、記事に出てくる話はあきれるような内容ばかり。まさに火ダルマ状態の舛添知事、進退を含めて予断を許さない状況だ」と書かれています。
 今後も同様の暴露が続き、都庁に抗議が殺到する事態が収まらなければ、遅からず進退が問われるようになるでしょう。すでに、辞任は秒読みに入ったという噂もあります。
 参院選は6月22日公示、7月10日投票という日程が有力だと見られています。この7月10日に都知事選挙も一緒に実施されるかもしれないというのです。

 そうなれば、また宇都宮健児さんの出番がやってくるということになるかもしれません。立候補されるかどうかは分かりませんが、2度あることは3度あるといいます。
 もしそうなったら、今度こそ「3度目の正直」となって欲しいものです。ろくでもない知事が3代も続き、スキャンダルの度に税金が無駄遣いされるような事態を避けるためにも、自分のものと公のものとの区別がつかない背広を着た「公私混同」都知事を追い出し、都民の期待に応えることができるまともな常識を持った都知事を実現したいものです。

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