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10月18日(火) ふる里・上越市での脱原発シンポジウムと東京科学シンポジウムでの報告と [日常]

 今朝の『日経新聞』に、10月11日付のブログ「風光明媚な『原発銀座』で『敦賀原子力館』と『美浜原子力PRセンター』を見学してきた」に関連する記事が出ていました。「文化」欄の北出明「千畝ビザのユダヤ人追う」という論攷です。

 北出さんは国際観光振興機構(JNTO)の元職員だった方で、かつての上司だった大迫辰雄さんが杉原千畝がビザを発給したユダヤ人を助けたというのです。JTBの前身だったジャパン・ツーリスト・ビューローが米国ユダヤ人協会から「ユダヤ人を、日本経由で米国へ届けてほしいと依頼を受け」、「彼らを乗せるウラジオストクと福井県敦賀間の船への乗務を命じられたのが社会人3年目の大迫さんだった」そうです。
 前掲のブログでは、「ナホトカ経由で」と書きましたが、実際には「ウラジオストク経由」だったようです。いずれにしても、敦賀がロシア(旧ソ連)への外国航路の出入り口だったことは事実です。
 ここから「銀河鉄道999」のイメージが生まれ(というのは、いささかこじつけのような気もしますが)、松本零士関連の像が並べられたというわけです。どんなきっかけでも利用して地域起こしにつなげたいという、すがるような思いが感じられるエピソードです。

 ということで、二つの催しでの講演と報告について告知させていただきます。11月にふる里・新潟県上越市での脱原発シンポジウムで講演し、12月に東京科学シンポジウムで報告することになりました。

 新潟県上越市での「原発問題と自然エネルギーのいまと未来を考えるシンポジウム」は、11月26日(土)午後1時半から「ワークパル上越」1階 多目的ホールで開かれます。主催は上越地区労連、上越民主商工会、上越市平和委員会、新日本婦人の会上越支部、年金者組合上越支部、治安維持法国家賠償同盟上越支部、日本共産党上越地区委員会から構成される「憲法を守る上越地域の会」だそうです。
 このシンポジウムで、私は第一部の基調講演「原発ゼロ、自然エネルギーへの転換は可能か」を行う予定です。すでに、新潟市と長岡市で講演しましたので、今度で3回目になります。

 「東京科学シンポジウム」は日本科学者会議の主催で12月3~4日に立教大学(池袋キャンパス)で開かれます。私は12月4日(日)の午後に予定されている第1分科会「脱原発と温暖化抑止を両立させる電力・エネルギーの供給・消費のあり方と社会・政策」で報告します。
 一応、「福島第1原発事故と脱原発社会に向けての政治の責任」というテーマを考えています。これについても、大体の内容は、すでに8月の労働者教育協会の学習会で報告しました。

 以上に紹介した二つの催しは、一般の方も自由に参加できるものです(後者は多少専門的ではありますが)。今から予定していただき、多くの方に足を運んでいただければ幸いです。

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