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4月8日(火) 土浦への「リベンジの旅」に行ってきた [旅]

 日曜日に足立革新懇の総会で講演し、代表委員の吉田万三さんらとお会いしました。北千住に行ったついでに足を延ばして藤代に住む伯母の家を訪問し、さらに土浦に一泊して周辺を散策、帰りに松戸で途中下車して知人と一献傾けて昨晩遅く帰宅しました。

 この伯母の家の訪問と土浦での一泊は、実は、2月に実行する予定でした。それが今回、ようやく行うことができたので「リベンジの旅」というわけです。
 2月にできなかったのは、大雪のためでした。2月8日(土)にしろい9条の会に依頼されて講演し、そのついでに今回と同じように藤代に行って土浦に泊まる予定だったのです。
 しかし、ご存知のような大雪で、講演は強行して50人ほどの方が見えましたが、伯母の家への訪問は断念し、土浦で一泊しました。このとき、交通が大混乱した都心を通って帰らなかったのは大正解でしたが、問題は翌日です。

 一面、雪で真っ白になって、霞ヶ浦観光などはとんでもないという状況でした。早々に引き上げようとしましたが、常磐線は架線の点検で動かず、知らずに駅に行った私はホームで1時間半も待たされました。
 途中もダイヤが混乱し、時間のかかること。やっとの思いで帰宅したのは午後も遅くなってからでした。
 この一週間後の2月16日(日)はさらなる大雪で翻弄されることになります。この日、たった一度しかなかった法政大学の入試監督に当たっていたからです。
 バスが運休したため、自宅から多摩キャンパスまで歩いていかなければなりませんでした。ようやくバスが通るようになったのは、帰宅直前のことです。

 ということで、今回、改めて藤代の伯母の家を訪問したわけですが、電車に乗っている途中から空が暗くなって雨が降り出すなど、また「雨男」の本領発揮です。伯母の話では、雹も降ったそうです。
 伯母宅では夕食をご馳走になり、平貝のお刺身やアワビ茸と新タケノコの煮物などをご馳走になりました。ただ、残念ながらタケノコは熊本産で、地元でも沢山取れるのに、一時、放射線量が高かったため出荷を自粛しているそうです。
 こんなところにも、福島第1原発事故の影響が現れていたわけです。目に見えない力で人々の暮らしを制約してしまう放射能の恐ろしさを実感しました。

 土浦では、前回できなかった霞ヶ浦の遊覧船クルージングを楽しみに、朝一番の出航をめざして乗船所に行きました。しかし、係員の話では「団体客の予約が入っていて準備があり、船は出せない。11時半になれば出せるが、人数が集まらなければ無理だ。燃料代の方が高くなってしまうから」と言います。
 ガッカリして引き返した私は、対岸に見えた桜の並木に沿って歩き出しましたが、驚きました。その桜並木はどこまでも続き、湖岸を離れて川沿いに桜のベルトになっていたからです。それは見事な光景でした。
 3時間ほど歩いた後、昼食を取るために入った喫茶店のマスターに「凄い桜並木ですね」と声をかけましたら、「昔はもっと凄かったんですよ。アメリカシロヒトリに大分やられました。ちなみに、あの川は桜川で、ここは桜町と言います」という答え。桜が見事なのも当然だということでしょうか。

 その後、亀城公園に立ち寄り、駅に帰る途中、モールという商店街を通りましたが、人通りは少なく、閑散としていました。開いている店も多くなかったように思います。
 それは月曜日という曜日のせいだったのでしょうか。それとも、それが地方都市の普段の姿だったのでしょうか。

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