SSブログ

12月24日(土) 新著『いま蘇る社会運動のチカラ―活路は統一にあり』が来年初めに刊行される [日常]

 今日はクリスマス・イヴです。子供たちはプレゼントを楽しみにしていると思いますが、私からも皆さんにプレゼントがあります。

 それは、私の新著『いま蘇る社会運動のチカラ―活路は統一にあり』です。書名は仮のもので、来年1月の末か2月に学習の友社から刊行される予定です。
 安保法反対運動に見られるような社会運動の大きな盛り上がりを振り返りながら、その特徴を明らかにして理論的に解明することを試みました。また、歴史的な流れと世界的な広がりにおいて、最近の社会運動の展開を位置付けることに力を入れています。
 その目次は、以下のようになっています。お目にとまることがありましたら、ご笑覧いただければ幸いです。

はしがき
序章 共闘の弁証法
 野党共闘の始まりと暗転/共産党を含む野党共闘の成立/参院選での共闘が実現した背景と要因/新潟県知事選で明らかになった共闘の威力と民進党の弱点/弁証法的な発展と未来への希望
1、反転攻勢に向けての活路が見えた―参院選の結果と平和運動の課題
 (1)与党と自民党
(2)野党の選挙協力
(3)安倍首相の勝因はどこにあったのか
(4)選挙後の展望と課題
2、「手のひら返し」の「壊憲」暴走を許さない―容易ならざる段階での憲法運動の課題
 (1)容易ならざる段階を迎えた―参院選の結果をどう見るか
(2)安保法の廃止と発動阻止に向けて
(3)「壊憲」策動を阻止するために―憲法原理の破壊は許されない
(4)「護憲+活憲」による憲法運動の発展
3、今日における社会変革の担い手は誰か―なぜ多数者革命なのか
 (1)市民と市民革命
(2)現代の市民革命としての多数者革命
(3)多数者革命の課題と可能性
4、労働組合運動はなぜ重要なのか
(1)労働組合とは何か
(2)労働組合運動の領域
(3)労働組合運動が取り組むべき課題
5、現代の多様な社会運動の意味
(1)社会運動とは何か
(2)今日における社会運動の特徴
(3)民主主義の揺りかご
6、戦後 70 年、国民のたたかい―それを受け継ぐことが、私たちの務め
(1)戦争に反対し平和を守るたたかい
(2)基地反対闘争と「平和的生存権」を守るたたかい
(3)人権と民主主義を守るたたかい
(4)人間らしい生活と労働を求めて
終章 「トランプ現象」と大衆運動
 社会運動と選挙/アラブの春から始まった社会運動の再生/欧米における市民運動の発展と政治の変化/内外情勢の弁証法的発展と新たな政治の可能性
あとがき

nice!(0)  トラックバック(0)