SSブログ

8月31日(金) またも始まったスキャンダルの暴露合戦 [スキャンダル]

 7~8月中に熱中症で、120人もの人が亡くなったそうです。私の方も、この暑さで頭がボーっとしてしまったようで、8月を昨日で終わらせてしまいました。
 8月は、もう1日あります。今日の31日が、本当の最後の日です。

 その昨日のブログに対して、書き込みがありました。民主党の姫井由美子参院議員の不倫スキャンダルについてコメントして欲しいと仰るのです。
 これは、30日発売の『週刊文春』が報じたもので、内容については書き込みをご覧下さい。民主党議員のスキャンダルとしては、「さくらパパ」こと横峯良郎参議院議員が『週刊新潮』で愛人問題や賭けゴルフの件などを報じられた前例があります。
 これに対して、横峯議員はいったんは大筋で認めたものの、その後、名誉を傷つけられたとして、新潮社などを相手取って5500万円の損害賠償や謝罪記事の掲載を求める訴えを東京地裁に起こしました。姫井さんの方は、今のところ黙殺というところでしょうか。

 このような男女関係についてのスキャンダルと政治資金に関わるスキャンダルとは、事柄の性格が異なります。政治家としてどちらが問題かと言えば、もちろん、後者でしょう。
 プライベートな問題であり、不倫が法に触れるというわけではありませんし、政治家だからといって聖人君子である必要もないでしょう。しかし、そうは言っても、社会的通念や規範に反する行動をとるような人が、国会議員として相応しいかどうかという問題は残ります。
 自民党議員でも、山崎拓元副総裁や、ついこの間まで幹事長だった中川秀直衆院議員の女性スキャンダルがありました。自民党ならダメで民主党なら良いというわけにもいきません。政治家としての品性が問われるという点では同じでしょう。

 ところで、この姫井議員のスキャンダルを暴露したのが『週刊文春』で、横峯議員の方は『週刊新潮』でした。右派系週刊誌が民主党に焦点をあててスキャンダルを暴露しているということなのかもしれません。
 「どっちもどっちだ」という雰囲気を作り出そうとしているのでしょう。これから明らかになるかもしれない与党議員のスキャンダルに対する「中和剤」を、あらかじめ散布しているということでしょうか。
 民主党も、議員候補者の選定に当たっては、もっと「身体検査」をきちっとやる必要があるようです。次の衆院選の候補者選定に当たっての教訓とするべきでしょう。

 このようなスキャンダルの暴露合戦によって、政治が貶められたり、政治家への不信感や失望が強まったりするのは困りものです。しかし、それ以上に、週刊誌に暴露されるようなスキャンダルのタネを抱えているということの方が、もっと大きな問題なのでしょうが……。