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9月30日(日) 時津風親方を殺人罪で逮捕するべきだ  [社会]

 これほど、陰惨にして気の毒な事件はないでしょう。信頼していた親方に殺されるなんて……。

 「おまえらもやれ」。時津風親方は暴行をけしかけていたというではありませんか。飲み終わったビール瓶で、亡くなった斉藤さん(時太山)を数発殴り、額が割れて血が流れ出たあと、こう指示したといいます。
 翌日、「かわいがり」と呼ばれる集中的なぶつかりげいこが1時間以上続きました。通常の何倍もの長さで、これも「けいこ」に名を借りた暴行です。
 親方は「後はわしが面倒を見る。おまえらは風呂に入れ」と言って、けいこ場で斉藤さんと2人きりになりました。その間、「あー」という斉藤さんのうめき声が聞こえたそうです。信頼し、親とも頼む親方に裏切られ、暴力をふるわれた斉藤さんの怒りと悲しみが、この声に込められていたにちがいありません。

 斉藤さんは意識不明になり、お風呂で温めたりしても意識は戻りませんでした。このとき、適切な処置をしていれば、斉藤さんの命は助かったかもしれません。
 弟子たちは「救急車、救急車」と騒いだといいます。それなのに、親方は救急車を呼ぼうとしませんでした。
 斉藤さんが亡くなった後、親方は、以上のような経過について、弟子たちに口封じをしていました。そして他方で、「どうしてこうなったか分からない」などととぼけていたのです。

 許せません。ことの経過を見る限り、斉藤さんを殺したのは時津風親方自身です。殺人罪で逮捕するべきです。少なくとも、傷害致死罪で捕まえるべきでしょう。
 主犯は、時津風親方です。このような殺人者をのさばらせることは、相撲界の自滅に繋がります。もはや、どの部屋のどの親方にも、子どもを預けようとする親はいなくなるにちがいありません。
 いまでさえ、新弟子の志願者が急減しています。時津風親方を相撲界から追放しなければ、日本の伝統である大相撲は、やがて消滅することになるでしょう。

 なお、週刊『プレイボーイ』の10月8日号に、「『亡霊』自民党、消えてくれ!!」という特集で、私のインタビューをまとめたものが掲載されました。「亡霊3 失効するテロ特措法は野党のせいにして米国に謝る」という記事です。
 内容を紹介すればいいのですが、原稿執筆中で時間がありません。いささか横に広がった顔写真と共に、この雑誌を手にとってご笑覧いただければ幸いです。