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12月21日(土) 『日刊ゲンダイ』に掲載されたコメント [コメント]

〔以下のコメントは『日刊ゲンダイ』12月21日付に掲載されたものです。〕

*巻頭特集「類は友を呼ぶのか ウサン臭い連中ばかりの安倍首相の周辺」

 利権屋は秋元ひとりに限らない。13年に入試改革の口火を切った安倍側近の下村元文科相も怪しい。下村は塾・予備校の「族議員」で多額の献金を受領。萩生田大臣の「身の丈」発言で見送られたとはいえ、政治主導で下村が「民間試験」導入をゴリ押しした経緯には、新たな需要が生まれる塾・予備校との利権漁りが見え隠れするのだ。

 「カジノ、幼児保育、入試改革など、安倍政権が進める政策は理念先行ならぬ、利権先行。ある程度のタテマエをつけ、利権に群がる友だちへの利益を図り、自分たちの懐に還流させるのが狙いでしょう。安倍首相のお友だち優遇政治が、自民党内の隅々まで行き渡り、まるで怪しい利権屋集団と化しているかのようです」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)

 マルチ、レイプ男、弾劾大統領、怪しい利権屋……。安倍周辺がまともな人間なら近づかない、近づけない連中ばかりなのは安倍自身が胡散臭い人物である証拠だろう。前出の五十嵐仁氏はこう言う。

 「アベ友優遇の利権政治だから、首相にお近づきになろうと怪しい人物が群がるのは必然です。この政権の出発地点から抱えていた問題が、政権の長期化であぐらをかき、警戒感が薄れて次々と露呈しているように見えます。それだけ国民を愚弄していたわけです。

 桜を見る会の答弁と対応でも、嘘とゴマカシで逃げ切ろうとしていますが、政権の求心力が急激に低下する中、今まで通りにはいきません。ようやく支持率低下で国民の怒りが表面化してきました。怪しいアベ友優遇政治に引導を渡すべきです」

 ドス黒い安倍を排除しない限り、胡散臭い政治は終わらない。


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